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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
※※※ ※※

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エンの翼


 その景色をみあげていたおれのそばにテングがきた。

「よろこびの花だ」

「え、エン!」

 あやうく抱きつきそうになり、「だ、大丈夫なのか?翼は?」踏みとどまった。

「平気だ」


 そんな訳はない。

 そう思って見たその背中に ―― 


「・・ある・・」

 白い翼がしっかりあって、にっこり笑ったエンがそれを少し動かした。


「すまん、フッタ。また謝らないとなんねえな」

 ヤシナがエンとおれの間に立った。


「おれも、一枚かんだ」

 カエルも寄ってきた。


「あの布の血はおれが捕ったネズミの血だ」

 ジリまでもがならぶ。


「エンは予定外で本当に落ちたけど、翼は折れていない。とにかくフッタ、お前を本気にさせる必要があったんだ。逃げないで、本気でヒトとテングの間立ってもらうために。これしか方法を思いつかなかったんだよ。 でも、エンがおれの失敗で羽をやられたのは本当だ。落ちたのをおれが止めて、サザナに渡した。今は本当に飛べない」

 すまなそうなヤシナはサザナとエンを見比べた。



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