表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
※※※ ※※

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

193/217

争い終わり


「これから先も、お前の居る場所はお前が作ってゆかねばならない。 だが忘れるな。お前一人で出来上がる場所などないはずだ。なにしろお前は、一人ではないのだからな」

 カエルの細い手が差し出された。

「手を求めよ。そして差し出されたあまたの手に気付け。 おれはこの先もお前の味方だ。勘違いするなよ。おれは確かに中立の立場だが、お前はおれの家に遊びに来る数少ない客人で、おれの友達だ。あの椅子はいつだって、お前しか座らない。―― 新しい場所にゆけ。しばしの別れだ」


 おれの手をつかんだ見慣れた無表情な目と合って、顎がつんと痛くなる。


「なんだ。泣きたければ泣け。昔のように泣けばいいだろう」

「うるせえな。泣かねえよ」


 いまは、泣かない。



 赤い布が翻り、戻って手を挙げると、肩から布をひきおろした。

「以上裁き申しつける。これで《争い》は終わりだ!」

 わあ、っとヒトたちが喜びの声をあげると、赤い花を手にしたテング達が現れた。花を渡されたヒトはそのまま持ち上げられて、崖にある炎の前に連れてゆかれ、花をそなえる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ