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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
※※※ ※※

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裁きとして


「そうしたいのだが、どうだ?ヒトの長よ?」

 眠たそうにテングの王が聞く。


 長老は座った姿勢を正す。

「そりゃあ・・・テングがヒトを許されるのでしたら」


「よし、では決まり、だ。古い『決まり』はもうおしまいだ。これからまた違う『道』をさがさねばなあ。カエル、お前そういうの得意だろう?」

 王がぐっと伸びをするようにゆっくりと立ち上がって笑った。


 両目を半分膜で覆ったカエルは「得意とはゆきませんが」王を振り返ってから、「やってみましょう」片手を上げるとさけんだ。

「裁きをくだす!『決まり』を破りしヒトどもは新たな陸で道をさがし、ジリの『罪』として取り上げられしフッタは ―― 」

 いきなりそこでやめ、奴がゆっくりとこちらに来た。

「 ―― 覚悟は、出来ているか?フッタ?」

 いつものようにおれに『確認』した。


「ああ。いいよ」


 カエルは王を振り向いた。嫌そうな顔で腕を組んだ王が、ため息と共に告げた。


「 ―― フッタは、・・・違うトコロにゆく」


 やっぱり。



 ヒトのかたまりから、なんともいえない声と息がもれた。



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