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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
※※※ ※※

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189/217

※※※ ※※ わたしをみた


「この袋はな、おれと揃いなんだ。むこうに行ったらカエルが預かるからと言っていた。中身は『力の実』の種と、こいつの名だから」

 赤ん坊の頬を指でつつき、片袖で顔をぬぐい立ち上がった。

「さあ、ヤシナに、空からの景色を見せてやってくれ」


 ジリはその柔らかく軽い脆い生き物をわたしの腕に入れた。


 軽くて暖かいそれは、一度目を開けそうになり、まぶしすぎたように閉じた。

 思わず見入っていたら、それがいきなり目を開けてこちらを、いや、わたしを見た。


「 今、 ―― わたしを見た」


 ジリが笑った。だが本当だ。


「サザナ、・・・数年あとのおまえは、本当にサザナではないみたいだな。なんだかやさしげな顔をする」


「しかたがない。 わたしは、ヒトが好きだ」


 ジリが驚いた顔をしてから笑った。






     ※     ※





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