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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
※※※ ※※

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187/217

※※※ 最後を


「最後を見てやってくれ。 もう、カエルは、子を産んだらキリはもたないだろうと言って、この前別れを告げたんだ。最後は、俺一人で見守るつもりだったが、サザナよ、頼む」

 その赤く強張った顔は、わたしに助けを求めていて、わたしはつかまる。


 ジリの胸から赤ん坊のすさまじい泣き声が部屋いっぱいにぐるぐるまわって見ている間にもキリの顔色がどんどん悪くなって白い唇だけ開いたままで苦しげな息と上下する胸の上に震えていた手が突然 ―― 


    落ちた。


「キリ!」


 叫ぶわたしの声がして、キリのうっすらと開いた目がどこかを見て、赤ん坊の泣く声がしぼむようにおさまると、白い唇が笑ったような、長く風みたいな音を出して。





 全てが止まった。


  「こ、・・・」



    こんな終わりなのか?

 


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