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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
※※※ ※※

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182/217

※※※ 筋書き

予定していたようなあげかたができそうもなく、申し訳ありませんが、やはり隙間であげることになりそうです。。。。。




     ※  ※  ※






 「どれ、迎えに行くか」

 先に入ろうとするジリの前に立ちはだかる。

「テングのわたしが『連れ去る』ようにしなければだめだ」


 この筋書きはカエルが考えたものだ。


 キリと腹の子を診てきたカエルが重い息と共に話し始めたのは、『愚かで愛しいおれたちの友達』がいいだした、ヒトとテングをつなぐため、自分たちの子供を使ってくれというジリとキリの決心だった。




   ―――


「なにをばかな」

 エンが怒ったように口をはさんだ。


「まあ、最後まで聞け。たしかに子供はモノではない。その子を『使う』ことにはおれも賛成しかねる。 だがな、―― キリは、その子どもに『協力』してもらうのだと言った。この子なら平気だと、まるでわかってるように腹をなでながら笑ったぞ。 このままではヒトとテングは離れてゆくばかりだ。ジリも自分達の子どもにこの状況を受け入れろとは言いたくないという。今の誤解を抱いていては、この先の争いを止めることは無理だ。 ・・・またあの時の様なことをヒトが起こさないという保証はない。エンよ、昔、一人で飛んだずいぶん先のこの陸に、ヒトもテングもいなかったのを見たと言っただろう?」


「ああ」


 そんな話は「 初耳だな」


 

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