表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
新しい道

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

173/217

やっぱりワッカは




  ヤシナが何を言ってるのかわからない。

 

 

長老もどう言えばいいのか迷っていたとき、ワッカがあっと叫んだ。

「ヤシナって、フッタなんだね?」

 

 え?



 長老もヒトもただ口をあけ、笑ったのは王とヤシナだけだった。

「な?やっぱワッカはすげえだろ?それに、サーナに会ったらぜったいばれると思ってさ、みんなで集まったときに顔を隠してたんだ。 ―― そうだよ。 おれは、フッタで、今は《ヤシナ》だ」


「え?お前、おれ?って、なんだよ?」

 抱えられたまま見上げたヤシナはにっと笑い、服の袖をいきなり破いて、「ま、こんぐらいの痕しか残んねーよ。その傷は」肩のそれを見せた。


「あ」

 そうだ。おれの部屋で寝転がったヤシナにあのとき『何か』言いたかったのは・・・・、

「あの敷物!カエルの家の長椅子にあった毛織物とおなじ・・・」


「あれはおれのだよ。この前忘れちまってさ」

 笑って言うと急に顔を引き締め、きちんと背筋を伸ばした。

「 みんな、ながいことだましてて、ごめん! 」


 呆けたようにおれ達を見るヒトに謝った。


「すまなかった・・・」

 続けたのはジリの声だ。

 おれは二人を見比べる。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ