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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
テングの巣

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170/217

理解しあう時間

「ヤシナ!王の前だ。慎め」

 ジリの小さく鋭い声。


「うるせえな!おれはこういう表現してるときにヒトだなって感じるんだよ。 親父だってほんとは踊りたいだろ?おい、フッタ!」


 頭は抱えられたままだ。

「なんだよ、いてえな!」


「お前、よっくがんばったなあ。えらいぞ!」

 頭をなでられ恥ずかしい。


「や、やめろよ!離せ!」


「その小生意気な口!ほんっと ――― おれってかわいいなあ!」


「馬鹿はそれぐらいにしておけ」

 ジリがたしなめてようやく解放された。


 あれ?今ヤシナおかしなこと


 いきなり王が笑った。岩の壁に反響して響きわたるそれは耳に心地良い。


「ヒトというのは、本当におもしろい生き物だなあ。なあフッタ、ジリ、そしてヒトの長よ。おれはお前らが好きだよ。ずっとなあ。 まあ、たまに争いも起こってきたが、それもいたしかたないだろう?異なる生き物だ。理解しあうのに時間がかかる。ほら、ヒトよ、面をあげて楽に座りなおせ」


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