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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
テングの巣

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167/217

ワッカのすごいところ


  「フッタ!」


 カエルの後ろにかたまったヒトの中から、ワッカが手を振っている。


「空を飛んで気分が悪くなったものは休ませております」カエルに続いて「かあちゃんも休んでるよ!」ワッカが叫ぶ。王とヤシナが笑った。


「ヒトはここへ」

 カエルがおれたちの隣を指し示す。

 

 皆恐る恐る進むのに、ワッカは走っておれのところへ来た。

「 フッタ、僕も飛んだよ。すっげえ気持ちよかった。いいよなあ。テングは」

 

 そうか、フッタも好きなんだ。

 もっと早く、いっしょにとべるようサザナに頼んでやればよかった。


「これから、まだ飛べるさ」

 何も言えないおれの横からヤシナがワッカの頭をたたいて笑った。


「そうかな。ああ、ヤシナ、ごめん。僕ヤシナのこと嫌だったんだけど、いいヒトなんだね。誤解してたよ」


 こういうことをすぐに言えるのがワッカのすごいところで、「そうか?」ヤシナはうれしそうだ。


「で、なんでヤシナのこと嫌だったかわかったよ」

 ワッカがおれにうなずいた。

「フッタとヤシナが似てるからだよ。なんかいきなり違う兄弟が出てきたみたいでさ。嫌だったんだ」

 ヤシナを見上げた。


 こいつと?


 ヤシナは大笑いして、

「ワッカはやっぱすげえよな。ほら、あっちに並べ」と背をたたいた。



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