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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
テングの巣

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166/217

翼をなくす

 その後姿に目をやったら。

「あ、翼・・・」 が。


 肩から背の上にそろってあるはずの大きな翼は片側の根元だけ毛羽立つ黒い羽を見せ、片側には何もない。 腰の小さな翼は揃っているのに。


「王はその昔ヒトのせいで翼をなくした」

 後ろからヤシナの声が強くはっきりと岩の壁に響いた。


「おれは、そう思わんが、皆がそう言う」

 つまらなさそうに、王は残っている腰の翼を広げた。

「ほれ、あるだろ?飛べなくなっただけだ。おれが飛ばなくともサザナが飛んでくれる」

 どかりと椅子に座った。


「それは、昔の争いでなくしたんですか?」

 今度の争いではエンが・・・。


「もっと昔だ」

 この声はカエルだ。

 ふりかえれば「ヒトを連れてまいりました」と王に頭を垂れて入って来た。




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