表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
※※

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

148/217

テングにわらわれる



 カエルの家の上をたくさんのテングが飛んでいる。


「ヒトだぞ」「ああ、あれはフッタだ」「かわいいフッタだ」

 上からくすくすと笑いがおちる。


「なんだよお前ら、おれがおかしいか?」


 わあ、かわいいなあ。とテングたちにまた笑いがおこる。


「おい、無駄口をきかずにさっさと運んでくれ。フッタ、お前は《自分の椅子》から酒を出してここに並べろ」

 カエルの家の棚の中はもう書物がところどころ残っているだけで、机の上に何も置かれていないのを初めて目にした。


 がらんとしたこの状態は、かなり早くから巣にゆく準備をし始めたのがわかる。


「戻って、すぐに始めたからな」

 酒のびんを並べてテングに笑われてるおれの後ろに、カエルが立つ。


「あんたは、 ―― 色々、わかってんだな」

 今起こっている事の意味も。これから先起こるであろうこともぜんぶ。


 カエルは口を閉じたまま手で招いた。中に戻り空になった長椅子の反対側を持つように合図する。

「おれの所には物が多い。ヒトは皆ヤシナのところに行き、今は家の中で準備中だろう?今ならテングが撃たれる心配もない。テングは非力だから時間がかかる」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ