表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
ごめん

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

145/217

《カニ》への準備


「二人とも早く巣に行く準備して!」


「だってフッタ、みんなで巣に行ったら《テング》を撃つんだろ? 僕にだってできないよ」

 ワッカがサーナの隣に立った。

「やっちゃいけないよ。フッタ、あたしも、少し勘違いしてたみたいだから。 往診にきてくれたカエルが、色々教えてくれたのさ。あたしのダンナが陸を出たのはあたしとワッカを他の陸に連れて行きたくて、それを見に行く途中だったって・・。それに、最後を助けようとしてくれたテングがいるって。そのテングは髪を魚に食いちぎられて、それからずっと髪が短いままだってさ。助けられなかったのを忘れないように」


 それは・・・ 

  ――― 肩先で揺れるエンの髪。


「そんなテングが、生まれたばかりの子供を理由もなく連れ去るわけないだろう?ヤシナもいきなり帰って来たし、ジリも前に言ってたけど、あたしは全部に理由があると思うよ。カエルは何も言わなかったけど、知ってるみたいだね」


「理由?」


「まあとにかくフッタ、思ったとおりにやるんだよ。あんたにはあたしたちがついてる。きっとこの争いは無事に終わってあんたはこの陸を出て本当の親を捜せる。もし、みつからなかったら、絶対に戻っておいで」

 ぎゅっと抱きぱっとはなれ 「ワッカ、準備をするよ。フッタはカエルの手伝いにいきな。カニは、動くと早いからね」


 同じ顔が同じようにおれに微笑みかけた。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ