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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
ごめん

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143/217

言ってみて


 サーナがいきなり頬を両側から挟んだ。

「心配かけていいんだよ。あたしはあんたの母親だ。ワッカとだってあたしはケンカするよ。あんたとだって一度はしてみたかったよ。 今からだって遅くないだろう?親子でも、感じ方や考え方は違うんだ。いいんだよ。思ってることを言ってみて」


 じっと見る青い目は、笑っていた。


「 あ、のさ、 おれ、テング、友達なんだよ」

 絶対に変わると思ったその青い目は何の反応なくて、じっとおれから離れない。

「・・・だから、おれはあいつらと戦うことはできない。でも、ヒトも、ジリやワッカやサーナは大事だし、カエルだって、仲間なのに、なんで、こんなことになるのか・・・」

 サーナの目も一瞬悲しく変わる。


 思ってることを言ったら一緒に考えてくれるヒトがおれの近くにはこんなにいて。気付かなかった自分が情けないよ。


「 おれは、テングに謝って、許してもらおうと思ってたのに、みんなは、そうじゃぁないんだ。ヤシナが帰って来て、みんなの中でそれがより強くなっちゃって、これからテングの巣に行くって。あいつらを追い出すって、・・・撃ち落してあの山にヒトは住もうって」


 サーナも息を呑んだ。

「撃ち落とす?で、あの岩山に?いったいなんで?」


「それは、カニが・・・あ」


 カニだ!

「どうしよう!」



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