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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
準備

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135/217

来たぞ



   「起きろ」


 いつの間にか寝てしまっていた。起き上がったらもうすっかり明るくて、


「来たぞ」

 ヤシナが腕を組んで窓横の壁にもたれかかっている。


「来た?何がだよ?」

 奴は答えずにただ笑った。

 しばらくしたらヒトがたくさん近付いてくる気配がして、そっとヤシナの隣からのぞいて声もでない。

 窓の下、見晴台には男たちが弓矢や槍を持ち集まっていた。階段はすこしも音をたてなかった。


「 誰もその『足』でのぼらなかったらしいな」

 ヤシナが馬鹿にしたように鼻を鳴らす。


「なんで、うちに?」

 一瞬おれが取り押さえられるのかと考え、身を縮めた。


「ここにはジリがいる。そしておれも来たからだ」

 ヤシナが壁に頭をつけて楽しそうにヒトたちを眺めた。


「おい、来たぞ」

 ジリが梯子をのぼり顔を出す。同時に窓の下から叫ぶ声がした。



「ジリ!ヤシナ!おい!」


 ヤシナが急に顔をしかめ、窓に体を出した。

「何だ?大勢で。まだジリと話しが終わってないよ!」


 嘘つけ。



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