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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち


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122/217

※ ヒトが好き



   ――  ※  ――






 新しい付き人のエンは変わった奴だった。

「ヒトが好き?」

「ええ、そうです」さらりと答える。

「お前は、王の翼がなぜなくなったのか知っているのか?」

「存じております」

 表情さえ変わらない。

「ふん。ヒトなどこの陸に前から住むネズミと同等だぞ」

「そうでしょうか?」

 怒っているのではなくて、わたしのことを試すように問い返す。

「違うというのか?」

「違うと思っています」

 その薄い空の色をした目が笑った。馬鹿にされたのか?

「いったいどこが違う?」

「さあ、どこなのでしょう」

「なんだ?それは?」

「わたしにもまだよくわからないのです」

「お前、わたしを馬鹿にしているのか?」

 エンは目を伏せて口を結んだ。

「馬鹿になどしていません。王子にはわかっていただきたかっただけです」

 言うとそのまま一人空へ消えた。

 




     ――  ※  ――




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