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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
長老の家へ

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戦いはじまる


 長老の家が周りに焚かれた火で浮かび上がり、その前にたくさんのヒトの男が立ってこちらを向いている。手には狩の道具であるはずの弓矢や槍を握って。


「なんだ?あれ・・・」


「こっちも、まずいな」

 カエルが大きく息をついた。

「《テング》を、退治するつもりなんだろ。戦いは始まってるわけだ」

 カエルは服から眼鏡を出し顔にのせた。


「そ、そんなわけ、」


「皆話が通じる状態ではないから気をつけろよ」

 カエルはランプを下に置き、その群集に近付いていった。

 つまずきそうになりながらも後を追う。男たちの目は、明らかにおれたちに敵意を持っている。


 「フッタ!」

 

 いきなり飛んだ声に、周りのヒトがそいつを見て隙間ができる。


「あ、ワッカ・・・」


 状況を把握していないような顔でヒト達の隙間を通ろうとしたが、「よかった。テングの所には行かなかったんだね。僕てっきり」隙間は閉ざされ、前には出て来られない。



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