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カエル シルス フッタ ノ ハナシ  作者: ぽすしち
長老の家へ

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動物も眠る時刻

おつきあいくださってる方、ありがとうございます!ここで半分です。。。たぶん


 海の匂いがしてきて長老の家が近いとわかる。

 長く続くこの丘を登りきると着くはずだ。風は冷たく空には星だけが輝く。

 草を踏む音がこんなに大きい。虫の声もあまりしない。動物だって寝ている時間だ。


 エンは、どうしているだろう?


「 ―― なあ、エンはどうやって帰ったんだ?」

 意外に歩くのが早いカエルに家を出てから初めてしゃべりかけた。


「迎えがきた。サザナだ」


 わかっていたのに、どこかが痛くなる。

「サザナ、どうだった? エンの傷って、そんなにひどいのか?」

 サザナは泣いただろうか?怒ったか?あまりにやさしい普段の姿から想像は出来ない。

 でも愛しい者を傷つけられたら?


「まずい」

 手にしたランプの炎でゆらゆらと照らされるカエルはそれしか言わなかった。


 なだらかな坂を歩き続けるその足は速度を落とすことはない。おれは少し遅れた。

「そんなにひどかったのか?」


「傷の話じゃあない」

 ぴしゃりと言った時、丘の向こうで揺れるそれが目に入り、おれたちは足を止めた。




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