表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/48

048.魔力操作は難しい

 美咲の【撫でる】が発動。美咲は【魔力操作】を覚えた。


 あ、これ天の声(システムメッセージ)だわ。


 頭の中に唐突に流れて来た言葉だけど、説明されなくても何となく分かってしまった。

 というか、【撫でる】が自分に発動したの初めてな気がするわ。案外狙って発動する物なのかしら。


「今度はイケる気がする……!」

 何と言っても魔力操作覚えたしね。


「魔力、魔力……」

 身体の中の何某かの力を思いながら、おへその下辺りに意識をやって、それから深く吸い込む息に合わせてぐるんって時計回りに頭のてっぺん迄引っ張り上げて、ゆっくり吐き出す息に合わせてしゅるるって感じでそっと降ろす。

 少しずつ呼吸の速度を上げるのに合わせて、力を回す速度も速くする。


 おおお、魔力操作出来てるわ!


「ところで、これはどうしたら……?」

 ぐるんぐるん快調に魔力が身体を巡っているんだけど、快調すぎてスピードが偉い事になってる気がするのよね……。もはや私のコントロールを離れている感。

 ここから必要分だけ力を取り出して魔法に回すとか、難題過ぎやしませんかね?


「何をやってるかニャー……」

 ナオさんが多分絶対呆れた様な目で私を見てる気がするわ。ぐるぐる回る(多分)魔力が逸れない様に踏ん張るのに必死で、ナオさんの方を見れないけど。


「誰か助けて~!」

 それはそうと、私今ダンジョンの外に居るんだけど、これでもしかしてもしかする事態になっちゃったら、どうなっちゃうのかしら。DP(ダンジョンポイント)使って生き返るなんていうサービスは適用されないわよね、流石に。


「仕方が無いニャー」

 誰かって言ったけど、うちのメンバーで何とか出来そうな人ってフレイヤさんぐらいかしら何て思ってたら、ナオさんがすたっと飛び上がって肩の上に乗って来た。


「ナオさんの前肢を握るのニャー。それで『せーの』でナオさんの前肢にそのぐるぐるしてる力を流すのニャー」

 するするっと腕の中に納まって来て、右前肢をにゅっと出したナオさんに促されるままにその小さな足を握る。


「せーのニャー!」

 小さいのに力強い前肢が振り下ろされ、引っ張られる様に流した力がそのまま引き出されて飛んで行く。


 ズバーン!


 飛んで行った力は、そう表現するしかない感じで振り切られ、ナオさんの前肢が振り下ろされた方向にはすっぱりと切り裂かれた様な四本の後が残されていたのでした。


「美咲はもうちょっと考えて動くニャー」

 ふんすっと息を吐いたナオさんに、しっかり叱られてしまったのは言うまでも無い。


 ちなみに、属性爪の要領で爪に魔力を乗せて飛ばしたそうです。ナオさん頼りになり過ぎでは?




 そんなこんなはあったものの、魔力操作を意識しながら火炎魔法を使うって感じでスキルを順番に起動させると、ちゃんとそれっぽいフレイムボムを飛ばす事が出来ましたよ。

 ちょっと発動まで時間が掛かるから、実戦で使えるかどうかっていうとまだ分からないけど。そこら辺は練習有るのみなのです。

 美咲さんがすっかりオチ担当になりつつあります……コンナハズデハ……。


 それはそうと、月曜になったぎっくり腰がそんなに痛みは酷くないんですけど中々治らなくて引っ張っています。座ってられないのが辛い……。くしゃみとかしたら死ねるので、鼻がもぞもぞしても無理矢理鼻を摘んで止めています。これが投稿される頃には治ってると良いんですけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生スローライフ物 「王都ドラゴン魔法薬店~妖精達と一緒にスローライフ~」 もよろしければ読んでみてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ