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私は16歳シリーズ

私は16歳!~異世界で王太子殿下と婚約中~

作者: 緑谷めい

初めての投稿です。

異世界転生ものが好き過ぎて、挑戦してみました。

 


 前世の記憶だ!

 私はその瞬間、前世の夫と息子を思い出した。

 自分が50歳のおばちゃんだったことも……


 その瞬間とはどの瞬間か?

 私の婚約者であるレオンハルト王太子殿下と、実質初めてお会いした今この瞬間である。

 私こと公爵令嬢セリーヌ・エンヤーは16歳……16歳か若いね!

 と前世50歳の私が、心の中で呟いた。

 そして今、目の前にいらっしゃる王太子殿下は20歳!

 前世の息子より若いのか……

 それにしても金髪碧眼、物凄いキラキライケメンだな。


 夫と25歳の一人息子と東京の郊外で暮らしていた前世の私。

 これ転生ってやつだわ!?

 ということは、前世の私は死んでしまったのかしら?

 そこのところは思い出せない。


 表面上は取り繕っているが、突然溢れてきた前世の記憶に脳内大混乱だ!

 いやいや落ち着け私! しっかりするんだ私!

 今はレオンハルト王太子殿下と実質的な初顔合わせ中なのだ。

 上の空とか不敬だわ。


「セリーヌ嬢、実は貴女とは幼い頃に1度会っているのだが覚えてはいないかな?」

「申し訳ございません。父から私が3歳の頃に殿下とお会いした話は聞かされたのですが、覚えておりませんの」

「はは、そうだよね。私は7歳だったから記憶しているよ。とても可愛い婚約者を紹介されて嬉しかった」

「まあ、そんな……光栄ですわ」

 おばちゃん照れちゃう。


 そんな小さな頃からの婚約者なのだけれど、我が国の政治的状況がここ13年ほど不安定だった為、王太子殿下と私の婚約は公にはされず、主に安全面の理由でお会いすることもなかったのだ。

 ようやく内政も落ち着き、私は王宮にて堂々と王太子殿下にお会いするに至った。

 王太子殿下の隣にいらっしゃる国王陛下が、

「婚約を正式発表する。これからは公の場にも2人で参加するように」

 とおっしゃった。

 国王陛下……40代後半かしら?

 王太子殿下と同じ金髪碧眼だけど、いい感じに渋くて落ち着いている。

 にじみ出る大人の男性の色気……こっちと結婚! できるわけないよね。当たり前だよね。

 同席されている美しい王妃様は、優雅に微笑んでいらっしゃる。

 美魔女だわ。いろいろ羨ましい。


 はあ。20歳の男の子と結婚か~……。どうしよう。




 屋敷に帰ってから、自室にこもって前世の記憶と今世の記憶を整理していた。

 今世では、エンヤー公爵家の長女セリーヌとして16年間生きてきた。

 その間の記憶はしっかりとある。

 やはり転移ではなく、転生だろう。

 私は間違いなく16歳の公爵家令嬢セリーヌなのだ。

 しかし……50歳のおばちゃんだった前世の記憶も次第にはっきりとしてくる。

 夫と息子は元気にしてるかな?

 いつもランチしてた長年のママ友仲間達、もっともっと一緒におしゃべりしたかったな。


 いや、そもそも前世と今世の時間軸も空間軸もわからない。


 どちらにしろ、今の私は、中世ヨーロッパ風であって、でもそうではないこの世界の16歳なのだ。

 ここで頑張って生きていかねば!

 王太子妃、その後いずれは王妃だなんて大変そうだけど、幼い頃から教育を受けてきたし、内政も落ち着いたのだし、大丈夫。きっと大丈夫。

 しかし20歳の男の子と結婚か~……はあ……ホントに大丈夫か私?







 王宮での夜会が始まった。

 今夜の夜会は、レオンハルト王太子殿下と私の婚約発表パーティーである。


「セリーヌ嬢、綺麗だよ。ドレスもとても似合ってる。美しい婚約者を迎えることができて、私はとても幸せだよ」

 あっまーい‼

 最近の若い子はこういう台詞臆面もなく言えるんだね。

 じゃない、こちらの世界ではマナーだったわ。

 ついつい思考が日本人になってしまう。

 日本人男性は特にシャイだしね。こんな台詞、少女漫画でしか知らない。


「おほほ。セリーヌとお呼びください。殿下もとても素敵でいらっしゃいますわ。私も幸せです」

 にっこり微笑む私。

 恥ずかしがったら負けだ! 日本人気質は封印だ!

 殿下は顔を赤らめて目を逸らした。

 おや? 意外と慣れてない? かっわい~!

 もうちょっと攻めてみようか?

「私、今夜のパーティーが始まる前はとても緊張していたのです。でも、殿下にエスコートしていただいて、不安がなくなりましたわ。とても堂々としていらっしゃって男らしくて頼もしくて、隣にいてくださるだけで本当に心強うございます」

 殿下、ますます真っ赤になってしまった。

「まあ、その……何も不安に思うことはないぞ。セリーヌには私がついているからな」

「ありがとうございます。殿下」

「レオンハルト、いやレオンと呼んでくれ」

「レオン様」甘い声で、そっと殿下の耳元で囁いてみた。

「セリーヌ……」

「レオン様」

「セリーヌ……」

 ちょっとやり過ぎたかな?

 周囲の視線が生暖かくなってきたわ。

 若い子からかうと面白いね。

 いや、私も若いんだ!

 私は16歳私は16歳私は16歳……自分に言い聞かせるのだった。

 王太子殿下と私は3曲続けてダンスを踊り、会場はお祝いムードで大変盛り上がった。




 婚約発表パーティーも無事終わり、私は毎日王宮に出向き王妃教育を受けていた。

 幼児期から屋敷にたくさんの家庭教師を招いて王妃教育を受けていたが、婚約が公になったことで王宮でも教育を受けることになったのだ。

 授業の後、王妃様とお茶を飲みながらお話するのが最近の私の楽しみ。

「でね。レオンハルトが14歳の時にね……――――――」

「あー、わかります。男の子の思春期ってそういう事ありますわよね。レオン様もそういう事が……今となっては笑い話でしょうけど、当時は王妃様も気が気ではございませんでしたでしょう。ご心痛お察しいたしますわ」

「そうなのよ。わかってくれる?」

「わかりますとも。息子を心配しない母親なんておりませんもの」

「本当よね。陛下にご相談しても『放っておけ』とおっしゃるだけで無関心だし」

「まあ、陛下も!? 世の男親はそういう方が多いですわね」

 あれ?

 なんかママ友との会話になってない?

 大丈夫か、私!

 私は16歳私は16歳私は16歳

 心の中で念仏のように唱える。ちなみにこちらの世界には仏教はない。





 最近、王太子殿下が度々、王族や上位貴族のみが利用する高級娼館を訪れているという噂を聞いた。

 何人ものご令嬢から心配そうに教えられた。

 本当に心配してくれてる友人は1割かな? 9割のご令嬢は心配してるふりで心の中で嗤ってるな。

 まあ、他人事ならなかなか面白い醜聞だわね。

 20歳だもんな。なんというか、男性の人生で1番のそういう時期だよね。

 なのに、こちらの世界では結婚するまで深い関係は御法度なのだ。

 恋人は勿論、婚約者とだってダメ絶対! という世界なのだ。

 王太子という立場を利用して侍女を手籠めにしたりしたら軽蔑するけど、お金出して高級娼館に行くなんて、そういう事の処理としては誠実なんじゃないの?

 場末の娼館と違って管理もしっかりしてるから、病気の心配もないし。ここ重要!

 初めて噂を聞いた時は、あのキラキライケメンが!? と少し驚いたが、別にショックは受けなかった。

 前世の息子が大学2年生の時に、夜の街で客引きに引かかって怪しげな風俗店に入った挙句、20万円も請求されて逃げ帰って来た時の方がショックだったわ。

 あの時の息子も20歳だった。

 今の王太子殿下の方が全然しっかりしてる。ノープロブレムだ。



 王宮での王妃教育の後、私は中庭のテーブルで王妃様を待っていた。

 すると、不意に王太子殿下が現れた。

「セリーヌ。少しいいか」

「はい、レオン様」

「小耳に挟んだのだが、私に関して不名誉な噂が流れているらしくて……その……何か聞いたか?」

「はい、ご親切に私に教えてくださる方が何人もいらっしゃいました」

 王太子殿下の顔色がすっと青くなった。

 色の白い人って赤くなっても青くなっても分かり易いな。

「あ、あれは誤解なんだ。本当に誤解で……」

 もはや泣きそうな表情で、言い訳にもなっていない言い訳をする王太子殿下。

 なんか、かわいそうになってきた。

「噂は噂に過ぎませんわ。私はレオン様を信じております」

 真っ直ぐに王太子殿下の目を見つめた。

 すると、苦しそうな顔をして目を逸らす殿下……

 わっかりやす過ぎ!

 間違いなく黒じゃん!

 王太子たる者、そんなに顔に出しちゃダメでしょ。外交とか大丈夫なのかしら?

 国王陛下にもっと鍛えてもらってくださいね!

「う……信じてくれて嬉しいよ」

 王太子殿下は私と目を合わせずに力なく呟くと、肩を落として去って行った。


 その後、中庭にいらっしゃった王妃様と2人で、いつものようにお茶を飲んだ。

「ねえセリーヌちゃん。ホントはレオンハルトのこと信じてないでしょ?」

「聞いていらしたんですか?」

「ふふ、聞こえちゃったんですもの。いいの? 問い詰めたりしないの?」

「そんな些細な事で問い詰めたりしたら、レオン様がお気の毒ですわ」

「些細な事……16歳でそう言い切れるセリーヌちゃんはすごいわ。大人ね」

 あれ?

 16歳ってもっと潔癖な感じ?

 娼館なんて不潔だわ!

 みたいな?

 ま、いいか。王太子殿下には「信じてる」て言ったわけだから、その方向で。

 私は疑う事を知らない16歳私は純情な16歳私は無垢な16歳



 それから、王太子殿下からのプレゼント攻勢が始まった。

 連日のように屋敷に届けられる花やドレスや宝石……罪悪感? 罪悪感からですか? レオン様?

 そんなに気にすることないのに。

 誰にだって秘密はある。

 隠すことだって優しさだ。


 前世の高校の授業で習った古典の中に、平安貴族の男性が愛人の所へ行く時に、

「宮中から急な呼び出しがあった」

 と本命の女性に嘘をついて出かける場面があった。

 古今東西、男って浮気するんだね(笑)

 でも……

 どんなに身分が高くても、それを笠に着て開き直って、(女性が傷つくであろう)本当の事を言ったりしない。

 本命に嫌われたくなくて一生懸命嘘をつく。(多分、女性は嘘だと気付いているけどね)

 そんな古典の中の平安貴族とレオンハルト王太子殿下に共通するものを感じて、私は一人自室で「ふふ、レオン様かわいい」と呟いていた。

 これっておばちゃん思考かな?

 若い女の子ならまた違う感じ方をするかもしれない。

 今日も心で唱えよう。

 私は16歳私は16歳私は16歳……眠くなってきたわ……





 レオンハルト王太子殿下には、従者の他に専属の近衛騎士達が仕えている。

 王宮の中でさえ、常に5人の騎士が殿下の側で護衛している。

 24時間体制なので、3交代勤務らしい。

 もちろん休日も交代で取るし、訓練の時間も必要だ。

 なので王太子殿下専属の近衛騎士は、かなりの人数になる。


 私は最近、その中の1人の騎士が気になって仕方がない。


 前世の息子に似ているのだ。

 息子は日本人で、こちらの世界の人は皆、白人の容姿をしているから、顔立ちが似ているわけではないのだが、表情や仕草や声や雰囲気がとにかくそっくりなのだ。

 どこか抜けていて時々ポカをするところも、そしてそれをさほど気にしないところも、ホントに似ている。


 1ヵ月前のことだ。

 私は、お昼休憩から殿下のお側に戻って来た彼が剣を身に着けていないことに気付いた。

 まだ、私しか気付いていない!

 慌てて彼の制服を掴み、小声で「剣はどうされたのです?」と問うと、彼は「あれっ?」と間抜けな声を出し、走って行った。

 王太子殿下が怪訝な顔をして私を見る。

「セリーヌ、どうした? ダニエルはどこに行ったんだ?」

「え……っと、休憩室にハンカチを忘れたみたいですわ。おほほ」

 あの子ダニエルって名前なのか。

 18歳前後かしら?

 それにしても、剣を忘れるなんて……有り得ない‼

 剣は騎士の魂ではないの?

 あの子、大丈夫なの?

 前世で例えたら、警察官がお昼休憩した場所に拳銃を忘れて来た‼ みたいな事だよね?

 大失態じゃん‼

 背中に冷や汗をかく私……


 それなのに……

 剣を持って戻って来たダニエルは、私に向けてペコリと頭を下げて、てへぺろって感じの笑顔を見せた。

 危機感も反省も感じられないよ!

 なんなの、この子は‼


 この調子じゃ、いつ近衛騎士を外されても不思議じゃないわ。

 私が見守ってあげないと!

 こうして、王太子殿下を護るダニエルを私が見守る、という謎の構図が出来たのだった……




 そんなある日。

「そんなにダニエルが気になる? ああいう男が好みなの?」

「えっ?」

 しまった。

 ここのところダニエルに気を取られ過ぎていた。

 王太子殿下の顔が切なそうに歪む……


「まあ、レオン様、嬉しゅうございます。ヤキモチは大歓迎ですわ。私の片想いかと思っておりましたのに、そんな心配をなさるなんて。もしかしてレオン様も、私のことを想ってくださっているのですか?」

「あ、当たり前だろう! 俺は……いや私はセリーヌを愛している!」

 この人、今、初めて「俺」って言いかけたわ。もう一押し!

「私、不安だったんです。私達の婚約は幼い頃、親同士が決めた事ですし、婚約が公になってからは悲しい噂は聞こえてくるし(蒸し返すよ、ごめんね)。レオン様は本当はこの結婚がお嫌なのではないかと……」

「そんなわけないだろう! セリーヌが好きだ! 1日も早く結婚式を挙げたいと思ってるんだ!」

「嬉しい……私もレオン様を愛しています」

「セリーヌ!」

「レオン様」

「セリーヌ……」

「レオン様」

「セリーヌ……!」

 とんだバカップルだわ。

 でも、なんとかダニエルのことは誤魔化せた? 誤魔化せたよね?


「セリーヌ、ダニエルのことは……」

 ちっ、やっぱり誤魔化せてないわ。

「彼は私が子供の頃に飼っていた大型犬にそっくりなのです。懐かしくて、ついつい気にしてしまうのですわ」

「犬?……そういえばアイツは犬っぽい顔立ちだな。そうか犬か。なんだ犬か。あはは」

 とりあえず納得してくれた?


 ふう、おばちゃん疲れちゃったわ。

 いやいや! 私は16歳私は16歳私は16歳

 ごめんねダニエル。犬に似てるだなんて言って。

 これからも、貴方が近衛騎士をクビにならないように出来るだけフォローするからね!








 ******************




 正式な婚約発表から1年後。

 21歳になったレオンハルト王太子殿下と17歳になった私は、ついに結婚式の日を迎えた。


 純白のウエディングドレスを身に纏う私‼ 

 うふふふふ……何度着ても心が浮き立つわ~! 幸せ~! 自然と顔がにやけちゃう。

 あ、もちろん今世では初めてよ!


「セリーヌ……なんて綺麗なんだ! 女神のようだ!」

「おほほ。レオン様こそ、美し過ぎて眩しいですわ!」


 キラキライケメンが真っ白な正装王子様衣装ってどうよ!

 直視出来ないくらい輝いてますわ!



 その日、厳かな式と華やかな披露宴を終え、私達は夫婦になった。





 結婚後、王太子妃となった私にも専属の近衛騎士達が付いた。

 レオン様は、ダニエルを私に付けてくれた。

「レオン様、ありがとうございます。ダニエルが側にいてくれると癒されますわ」

「はは、セリーヌ。ダニエルはそれだけじゃないぞ。アイツはああ見えて、実は近衛騎士団一の剣の腕前なんだ」

 ええええっ‼ ウソでしょう!? 剣を置き忘れるような子が!? あんなすっとぼけた子が近衛騎士団一の剣の腕前ですって!?

 信じられない……レオン様、もっと早く教えてよ~‼

 私、本気で彼のクビを心配してたのよ‼




 それにしても……と思う。

 ダニエルにヤキモチ焼いてたくせに私の専属にしてくれるなんて……

 レオン様は、私が思っていたよりも、ずっと寛容で優しい人なのかもしれない。


 なんだか……

 この人となら、寄り添って生きていけそうな気がしてきた。






 レオン様は21歳。私は17歳。

 これからずっと、2人でいっしょに歳を重ねていきましょうね。









 終わり




























おまけ



セリーヌ 「ねえ、ダニエルは、どんな女性が好きなの?」


殿下 「セリーヌ! なんでそんな事が気になるんだ?」


ダニエル 「えっとー。俺は、可愛くて胸の大きい()が……」


殿下 「おい、ダニエル! 私を無視するな!」


セリーヌ 「ふむふむ。可愛くて胸は大きめ……っと」


殿下 「セリーヌ! だからなんでダニエルの好みなんか聞いてるんだ?」


セリーヌ 「ダニエルの花嫁を探しておりますの。この“抜け作”を安心してまかせられる、しっかりしたご令嬢をピックアップしているのですけど、一応ダニエルの好みも聞いておこうと思いまして」


ダニエル 「妃殿下~。”抜け作”は酷いっすよー」


殿下 「花嫁さがし? そうか! ダニエルの嫁か! よし、私も全力で探してやろう!」


セリーヌ 「まあ、レオン様、ありがとうございます!」


盛り上がる王太子夫妻……


ダニエル 「妃殿下って、俺より年下なのに、なんかオカンっぽいすよね~。ってか、一介の騎士の嫁探しに、なんで王太子夫妻が乗り出してくるんすか? なんでそんなにノリノリなんすか?」


セリーヌ 「ちょっとダニエル! ちゃんとした敬語を使いなさい! って、いつも言ってるでしょう! なんなの、その言葉遣いは!」


ダニエル 「はーい!」


セリーヌ 「”はい” は、短く! あー、また制服の1番上のボタンが閉まってない! ホントに貴方は、何度言ったらわかるの?」


殿下 「なんだ、その会話! 親子か!?」


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