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12. 移動が続くと体が痛くなりますよね

今日もお仕事がんばろうと張り切って楓は第3神殿に向かった。


水盤に聖力を注ぐと、セティナ伯爵領にそのまま向かうことになった。


第3神殿は、第2神殿の反対側に位置していて、エスカーシュ神殿から第2神殿よりも遠い。

 

水盤の中央が光り始めて消えるまで10秒くらい時間がかかったが、楓はそれほど疲れを感じなかった。


「クリス様、パルミア地方では3つの神殿に聖力を込めましたが何らかの法則があるようです。パルミア地方の地図はありますか?」


「セティナ伯爵家にセディナ領の地図はあると思いますが地図は各地の機密情報です。

そう簡単にお見せすることはありません。」


「そうですか・・・機密情報なんですね・・何とかなりませんか。」


「文官と調整してみます。」


 クリスは、国王陛下に相談できる文官を何人か頭に浮かべた。

 陛下の許可証があればどの地域に行っても地図の閲覧は可能だろう。

「ここからセディナ伯爵の領主館までは1時間ほどです。またしばらく馬車に乗っていただきます。」


 お尻がいい加減痛いが、不満をこらえ楓は微笑みを浮かべた。


「宜しくお願いいたします。」


 馬車のサスペンションか車輪はどうにかならないのだろうか。ガタガタしてしょうがない。これからまだ何十カ所も回るというのに毎回ガタンガタンガクンだ。 

 馬に乗れるようになれば、所要時間は短縮できるのだろうが、回れる場所が増えるので、一日の移動距離が増える気がする。やはり我慢か・・・

ゴムの木ってないのかな…



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