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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

水の美術に魅せられて

作者: ウォーカー

 夏暑く、学生はもうすぐ夏休みの季節。

ある学校の美術部で、夏休みに合宿をすることになった。


 その美術部は部員数は十名ほど。それに顧問の男の先生が一人。

コンクールでたまに賞を取る程度には活動的で、部員同士の仲もいい。

今、美術部員達は、美術部の部室に集まって、先生の話を聞いていた。

先生は名前を、美執びしゅう一義かずよしという少々変わった名前。

中年の穏やかな性格の先生で、生徒からも人望があった。

美に執着するという名前の字が、美術部にピッタリとからかわれたものだった。

「よーし、じゃあ合宿の説明をするぞ。」

合宿は夏休みの八月第一週に行われる。

場所は、先生がアトリエとして使っている避暑地のマンションの一室。

現地では周辺風景の写生や、親睦会などを行う予定。

待ち合わせは近所の公園で、そこから車で移動する。

だから荷物は最小限に。

もっと言ってしまえば、ほとんどただの素泊まり旅行なので、

美術の道具など、スケッチブックの一冊もあれば十分だった。

「それから、部活動だけでは物足りないだろう。

 親睦のための道具も先生が用意してあるからな。

 楽しみにしておいてくれ。」

「さすが美執先生、話がわかるぅ~!」

美術部員の一人がひゅーひゅーとおだてる。

この学校では他に文化部でも体育部並に厳しい合宿をする部もある。

「それに比べて、美術部の合宿のなんと穏やかなことよ。」

他の部員が仰々しく天を仰いでみせた。

こうして美術部の夏の合宿は、穏やかな旅行になるであろうことが予想された。


 時は流れて、今日はもう合宿当日。

朝早くから公園には美術部員達がパラパラと集まり始めていた。

「おはよー。」

「いよいよ合宿だね。」

「何か遊び道具持ってきた?」

「うん。バドミントンの道具とかねー」

美術部員達は美術部としての活動などほとんど眼中になく、

夏のバカンスの準備ばかりをしていた。

するとそこに、ワンボックスタイプの車がやってきた。

「やあ、みんなおはよう。」

運転席の窓から顔を出したのは、美術部の美執先生だった。

現れた車に生徒達が嬉しそうに言う。

「これが今日からの旅行の足ですね。」

「修学旅行みたいな集団バスじゃなくてよかった。」

「こんな車を持ってるなんて、先生すごいですね。」

「そうかい?みんな、集まってる部員は車に乗ってくれ。

 点呼を取りやすいようにね。」

そうしてさほど時間もかからないうちに、美術部員の全員が集まった。

「出発進行ー!」

わいわいと楽しそうに騒ぐ美術部員達を乗せ、車は静かに発車した。


 車は下道を走り、高速道路には乗らなかった。

高速道路無しの道筋は、思ったよりも長く複雑だった。

都会ではない。電車の駅があるような場所でもない。

そんな場所に向かうのならば、車が便利だろう。

美執先生が移動に車を選んだ理由が分かるような気がした。

車に揺られること二時間ほどだろうか。

途中、公衆トイレでの休憩を挟み、

次に車は再び下道を進み、今度は山道へと入っていった。

右に左に車は揺られ、やっと合宿の目的地に到着した。


 そこは森の中にあるマンションのようなビルだった。

一見すれば別荘地の別荘のようにも見える。

「さあ、ここが合宿所だよ。みんなお疲れ様。」

「先生、ここって学校の施設なんですか?」

「いや、違うよ。ここは私の持ち物だ。」

「先生、こんな立派な別荘を持っているんですか!?」

美術部員達は驚いた。

別荘を持っている先生など、学校で聞いたことも無かったから。

でも実際はちょっと事情が違っていた。

美執先生が笑いながら言う。

「ははは、このマンションが僕の持ち物なのは間違いないけど、

 これが別荘っていうのはちょっと違うかな。

 ここは人に貸し出すホテルのようなものなんだ。」

「ホテル?」

「ああ、そうさ。

 そりゃ中には僕のアトリエ部屋もあるけども、上はほとんど客室だよ。

 こんな辺鄙な別荘でも、そこそこのお金になるんだよ。

 こう見えても僕は自分の作品で、それなりに儲けているからね。」

美執先生は思ったよりもお金持ちらしい。

それがわかったことで、何人かの女子生徒の目の色が変わったようだった。


 美執先生の先導で、美術部員達は合宿所兼、別荘に入った。

質素だが清潔そうなロビーを抜けて、奥のエレベーターへ。

ロビーには、いかにも執事といった趣の老紳士もいた。

美執先生と美術部員達がエレベーターに乗ると、

エレベーターは静かに動き始めた。下へ。

美術部員達が言う。

「あれっ、先生。このエレベーター、下に降りてますよ。

 客室がある上に行くんじゃないんですか?」

すると美執先生はニンマリと微笑んだ。

「言っただろう?上は有料の客間だって。

 部活の合宿で無料で泊める君達が、上の客室を使えると思ったかい?」

「それじゃこのエレベーターはどこへ?」

「地下に合宿に使える大部屋があるんだ。

 合宿の間、君達にはそこで寝泊まりしてもらう。」

「地下ってことは、窓からの景色は・・・」

「当然、窓自体がないから見られない。

 景色は写生に出かける時に存分に楽しみなさい。」

「そんなー。」

「美術部員達は、豪華なバカンスを想像していたところから一転、

 地下室での雑魚寝生活を言いつけられてしまった。」


 部活の合宿所としてあてがわれた地下室は、広さは学校の教室くらい、

コンクリート打ちっぱなしの無骨な部屋だった。

「こんな何にもない所で寝泊まりするの?」

「先生、布団はどこに?」

「布団?そんなものは無いよ。エアコンがあるから、寒くはないだろう?」

「・・・ハイキング用のシートやマットが役に立ちそうね。」

何も無い部屋での雑魚寝は、特に女子生徒には堪えそうだった。


 せっかく山の中に来たのに、地下室にいてはもったいない。

美術部員達は早速建物の外に出た。

高くそびえるビルの周囲は、ほとんど手つかずの森が広がっていた。

小枝には小鳥やリスがくつろぎ、蝶や鳥が舞っている。

「わぁ~、素敵な森。」

「まさに自然って感じだね。」

美術部員達は外に出てはじめて気がついたのだが、

合宿所のビルは湖に面して建てられていた。

湖は建物何個分かの大きなもので

上から見れば美しいであろうことが予想できた。

「あーあ、こんなきれいな湖があるのなら、上から見たかったよ。」

「湖は遠くから見るだけじゃ楽しめないよ、それっ!」

早速、美術部員達は湖で水の掛け合いっ子を始めた。

湖の水は冷たく清らかで、それ自体が美術品のようだった。

美術部員達は美術品のような水で夏の暑さを紛らわせていた。


 森には他にも、木に登る小動物や、動物が集まる広場や、

蝶たちが戯れる花畑などが見られた。

美術部員達は、天然の美術品とも言える森で、思う存分楽しんだ。

美しい風景をこの目に焼き付けておきたい、写生すら無粋に思えた。

美術部員達は、しばしこの森の美しさを目に収めていた。

そうして満足して地下の合宿所に戻ると、

そこには缶詰やペットボトルの水が置かれていた。

げんなりと美術部員達が先生に聞く。

「先生、もしかしてここでの食事って・・・」

「え?ああ、もちろん、基本は保存食だよ。」

「せめて、材料を用意して自炊というのは・・・」

「悪いが、自炊させてあげられるキッチンは上の客専用なんだ。

 だから君達には、保存食で我慢してもらいたい。

 だがな、最近の保存食は案外捨てたもんじゃないぞ。

 それに、代金はすべて僕が持つから、好きなだけ食べていい。」

嬉しいような嬉しくないような。

美術部員達は顔を半分ひきつらせた笑顔になっていた。


 食事がこんなものだから、入浴も期待できなかった。

地下には入浴用のシャワールームがいくつかあり、

それを各自で交代で使うようにと言われてしまった。

「せめて露天風呂とは言わないまでも、温泉がよかったなぁ。」

「温泉なんてあるのかな?ここ。」

「湖ならあったから、あの水を沸かすとか。」

「それただのお風呂だよ。このシャワーがそうなんじゃない?」

などと美術部員達は文句を言いつつ、シャワーで汗を流した。


 夕食を終え、入浴を終え、雑魚寝部屋に帰ってきた美術部員達。

あとは寝るだけ、とはならないのが若さの証拠。

枕は無いので枕投げはできないが、数少ないクッションを投げ合ったり、

お互いの恋の話に花を咲かせたりしていた。

そうすると、自然と話の向かう方向は決まってくる。

誰にでも想像がつくであろう、あれだ。

「なあ、怖い話、しないか?」

誰が言い出したのか、その生徒が言い出さなくても、

きっと他の誰かが同じことを言っただろう。

「怖い話、しようか。」

美術部員達の幾人かはこわごわと頷くのだった。


 食事も入浴も終わり、あとは寝るだけ。

その前に、合宿といえば、あれが残っている。

怖い話だ。

男子生徒も女子生徒も我よ我よと集まって円陣を組んで座った。

ロウソクもないので、部屋の明かりを暗くすることで雰囲気を出す。

そうして、美術部員達は、持ち前の怖い話を始めた。

自動車と同じ速さで走るお婆さんの話。

夜中の学校に現れる、地獄へ繋がる鏡の話。

トンネルを通過する車を食べる化け物の話。

船を海に引きずり込む妖怪の話。

などなど。

みんな噂半分どころか信じてもいない話だけれど、

薄闇の中で聞く怖い話は新鮮に聞こえるのだった。

そして最後に残ったのは一人。

「次、美執先生の番ですよ!」

美術部員達は、わーっと拍手で先生の話を催促した。

寝る直前まではと、美執先生も同席していたのだった。

しかたないなぁと、美執先生は頭を掻いて、そして話し始めた。

「これは、僕が学生だった頃の話なんだけどね。

 僕の友人が、あるアパートに引っ越したんだ。

 多くもない荷物を運ぶのを手伝って、その日は一緒に泊まったんだ。

 夕方からは夜が降り始めていた。

 それが夜、寝る頃には、本降りの雨になっていた。

 するとね、突然、垂れてきたんだよ!」

「ヒッ!何がですか!?」

「水だよ。

 横になって寝ている僕の顔に、上から水滴が落ちてきたんだ。

 しかし隣を見ても、友人はすやすやと眠っている。

 きっと雨漏りでもしたのだろう。古いアパートだったからね。

 放っておいても大事ない。僕はそう思った。

 でもそれは間違いだったんだ。

 そのアパートはずいぶん古く、雨漏りは少なくなかった。

 むしろ雨漏りがするのが当たり前であるほど。

 そして僕は忘れていた。

 僕達は寝る前に、引っ越し祝いと称して、

 しこたま酒を飲んでいたことにね。

 僕がその結果に気がついたのは、朝になってからだった。

 朝、隣で寝ている友人は、眠ったまま起きてこない。

 安らかな顔をしたままで死んでいた。

 美しい死に顔だったよ。

 酔っ払っていて、気が付かなかったんだろうね。

 顔には雨漏りの水がうっすらと溜まって水溜りになっていた。

 友人は雨漏りの水で溺死してしまったんだ。

 だからこれは怖い話というより忠告だ。

 水を甘く見てはいけない。水は美しい。

 でも、手の平ほどの水溜りでも、人は簡単に溺死してしまうんだ。」

美執先生の話を聞いて、美術部員達は息を飲んでいた。

これは怖い話であり実話、実際に起った事故の話でもあるのだから。

「せ、先生・・・」

誰も口を開けない中、ある美術部員が声を上げようとすると、

美執先生は部員達の顔色を見て謝った。

「これは済まなかった。

 怖い話としては、ちょっと生々しすぎたようだね。

 君達も酒の飲み過ぎには注意したほうが良い。

 それが言いたかっただけなんだ。

 では、僕は自分の部屋に帰るから、酒はほどほどにね。」

「は、はい・・・」

結局、美術部員達は、

寝酒代わりに用意された酒類に手を付けることはなく、

そのまま大人しく寝ることにした。


 ピチョン・・ピチョン・・。

どこかから水の音がする。水道管の音だろうか。

ピチョン!

顔に水滴が垂れてきて、その美術部員は身体を起こした。

見ると、周囲でも数人の生徒達が目を覚ましている。

明かりを点けてみると、合宿部屋のコンクリートの天井から、

ポタポタと水滴が垂れてきていた。

「お、おい。あれって・・」

「ああ、雨漏りだ。」

「そんな馬鹿な!ここは地下だぞ?」

「水道か、湖の水でも染みてきてるのかも。」

「いや、それよりも・・・」

美執先生のあんな話の後で雨漏りなんて。

誰も口を利くことができなかった。

考えていることは皆同じ。いてもたってもいられない。

雨漏りする部屋で寝ることなんてできない。

特に、雨漏りで溺死した話を聞いた後では。

「先生に相談しよう!」

そう思ったのだが、思う通りにならない。

「おい、このドア、開かないぞ!」

コンクリート打ちっぱなしの部屋のただ一つの出入り口、

金属の扉は、どうしても開かなかった。

「外から鍵でもかかってるのか?」

部屋の外の様子を確認したいが、

金属の扉にも、部屋の壁にも、壁はなく、外を見るのは不可能。

そうしている間にも、雨漏りはどんどんひどくなっていく。

今やもう雨漏りではなく、雨降りといった様相だった。

水がザーザーと降り注ぎ、排水口もない部屋の中に水が溜まっていく。

水位は今足首にまで達しようとしていた。

「おい!なんとかしてドアを開けよう!」

「ああ!」

しかし、体当たりしたり何をしても、ドアは頑なに閉ざされたままだ。

水はザーザー降りのまま、少しずつ少しずつ水位を上げていく。

「駄目だ!ドアは開かない!」

「壁は!?壁に何かないか!?」

「何も無い!」

「天井には!?」

「水が染みて降ってくる溝があるだけだ!」

水が滲み出てくる溝は細く、脱出の役には立ちそうもない。

そうして言い合いをしていると、美術部員達の足が床から離れた。

とうとう水が身体を浮かせるまで溜まってしまったのだ。

夏なのに水はまるで湖の水のように冷たい。

女子生徒の中には、顔と唇を真っ青にして震えている生徒もいる。

男子生徒達は必死に出口を探した。

しかしドアはもう水の中。強く叩くことはできない。

コンクリート打ちっぱなしの壁には何も無い。

天井の水を垂らす溝は細いが天井を端から端まで通すほど長く、

水が出てくるのを止めることはできそうにない。

「助けて!このままじゃ死んじゃう!」

女子生徒の一人が悲鳴を上げ始めた。

先ほど、顔が真っ青になっていた生徒だ。

恐怖や混乱は、人から人へと伝染していく。

やがて他の生徒達も泣き叫び始めた。

「助けて!」

「ここから出してくれ!」

「美執先生、助けて!」

嘔吐をしはじめた生徒がいる。

水の中に小便を漏らしている生徒がいる。

爪を噛んで噛んで、食いちぎった生徒がいる。

顔を掻きむしって血まみれになっている生徒がいる。

ドアや壁を叩きすぎて、拳を潰した生徒がいる。

生徒達は水の中で汚物を撒き散らし、身体を震わし、泣き叫んでいた。

それでも水は止まらない。

そして生徒達が一心に祈った救世主、美執先生は、

結局、現れることはなかった。



 次の日の朝。

合宿部屋のある地下室に下りてくる足音が聞こえる。

現れたのは他でもない、美執先生だった。

微執先生は、美術部員達が泊まっている部屋の前に立つと、

何やら壁の操作盤を弄り始めた。

すると、ガコンと音がして、コンクリートの壁が上に上がっていった。

姿を現したのは、分厚いガラスの壁。

コンクリートの壁の代わりに下りてきたものらしい。

床がいくらか中の水で濡れていた。異様な匂いを放っている。

しかしそんなことはどうでもいい。

合宿部屋の中身は、凄惨を極めていた。

血や汚物で濁った水、剥がれた爪や引きちぎられた髪の毛が漂う。

そしてそんな薄汚れた水の中で、美術部員達は全員が死んでいた。

死因など、溺死以外に分かるべくもない。

あるものは首を締めたり、鬼の形相で水に浮かんでいるのだから。

そんな死の水槽を見て、微執先生は拍手した。

「すばらしい!これぞ水の美術だ!

 僕はあの頃から、水こそ美術の極みだと思っていたんだ。」

かわいい教え子達を失った悲しみなどは、そこにない。

美執先生の顔には恍惚とした悦びが浮かんでいた。

死の水槽と化した合宿部屋は、微執先生にとっては美術作品なのだ。

生徒の苦しみや、むごたらしい死に際など、美術要素の一つでしか無い。

最初から美執先生は、生徒達を作品にするため殺すつもりだった。

するともう一人、受付にいた初老の男が美執の元に現れた。

「御主人様、後始末のことなのですが・・・」

「それならいつも通りにしてくれ。

 美術部員達は誰も、集合場所に来なかったとな。

 今回も車を使い、高速道路は使わなかった、それで大丈夫なはずだ。」

「承知しました。

 こちらの作品の方はいかがなさいますか?」

「この作品は気に入った。

 保存のための防腐処理や冷却処理をしておいてくれ。」

「承知しました。」

そして美執は天を仰ぎ見た。

「あの世にいる愛しの君よ、見ていてくれているか。

 やはり水はもっとも美しい美術品だ。

 溺死した人間は美術品として最高の素材だ。

 これからも僕は水の美術を追求してみせる。」

そして美執は去っていく。

自分が殺した生徒達のところから。

いつか誰かがこの男の蛮行を止める日は来るだろうか。

水槽の中の死体となった生徒は、悲しそうに美執の後ろ姿を見ていた。



終わり


 深海で生き物などが泳ぐ姿は、それだけで美術品のように感じられます。

美執先生はそれを人間の死体で感じるようになってしまった人です。


酔っ払いが小さな水溜りで亡くなる事故もしばしばあります。

美執先生が学生時代にそうして亡くした友人とは、

ただの友人ではなく恋人でした。生徒達には詳しく言いませんでしたが。

恋人を失ったことが、美執先生を異常な美的センスに目覚めさせたのでしょう。

悲しみはしばしば人を変質させる。美執先生も気の毒な人ではあります。


お読み頂きありがとうございました。


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