第12話:戦士の意志
戦争が始まった。
PrinceはAlcadたちに立ち向かう。
30分後。
Princeは城壁の建設を終えた。
彼の前には小さな草原が広がり、その先には再び森が支配していた。
ここは視界を確保するのに最適な場所だった。
突如、鈍い爆音が空気を裂いた。
Princeは素早く振り返る。
森の中からレンが現れ、意識を失い重傷を負ったセカイとケノを抱えていた。
その背後には、三十体ほどの紫色のアルカッドが咆哮を上げながら飛び出してくる。
一瞬の迷いもなく、Princeは構えを取った。
彼は膝をつき、片手を大地に、もう片手を後方へと伸ばす。
指先から一粒の種が芽吹く。
彼の身体に刻まれた紋様が真紅に輝き、血脈が腕を這うように広がり、自然の盾へと変化していく。
大地が彼の意志に応えて震動する。
PRINCE:Jukai no Hebi ( Le Serpent de la Mer d’Arbres)
地面から木の槍が飛び出し、最初のクリーチャーたちを貫く。
巨大な植物の蛇が立ち上がり、Alcadを叩き潰す。
その口で慎重にRen、Keno、Sekaiを抱え、城壁の向こうに運ぶ。
AltarixとJackardが頂上に現れる。
鐘が鳴り、守衛たちが展開する。
蛇は負傷者を安全な場所に下ろす。
門が閉じられる。
Jackardはすぐに降りてきて、厳しい表情を見せる。
JACKARD:「何があった?Rendo、Soka…そしてKingは?」
KENO:「…死んだ。」
Sekaiiが意識を取り戻す。
歯を食いしばり、目は怒りに黒く染まる。
SEKAII:「Alcadには階級があり、王がいる…
その中でも最強の者たちに、二人の息子がいる。」
KENO:「もう我々が知っていたAlcadではない。
進化して、これまで見たどんな力も超えている。」
PRINCE:「奪われた命のすべてを後悔させてやる。」
JACKARD:「森を抜けたら、きっと一斉に、全方向から攻撃してくるだろう。」
PRINCE:「森は迷宮だ。区域ごとに様子が異なる。
動く木もある…」
ALTARIX:「これで少しは足止めできるかも…」
突如、空気が凍りつき、血の気の濃いオーラが彼らに押し寄せる。
死の匂い。全員が立ち止まる。
森からVarionが現れ、Rendoを首元から掴む。
まだ生きているが、両腕も両脚も失った無惨な姿だ。
Rendoは痛みに呻きながら懇願する。
RENDO:「…殺して…」
VARION(悪魔的な笑み):「見つけたぞ…次は誰が食われる番だ?」
重苦しい沈黙が流れる。
その瞬間、Princeが前に出る。瞳が変化し、途方もないオーラが彼を包む。
VARION(目を細めて):「俺を怖がらせるつもりか…?」
Varionも黒いエネルギーを放つ。
だがPrinceの放つ圧力に興味を惹かれ、彼はRendoの体を放す。
Varionが飛びかかるが、Princeは身をかがめ、正確で素早い動きで腹を貫く。
頭を掴むと、地面に激しく叩きつける。
連続する攻撃は力強く、残虐そのもの。
そしてPrinceは手を掲げる。
PRINCE:「残酷な自然よ…」
掌に緑の球体が浮かび上がる。
VARION(顔を歪めて):「強いと思っているのか?父と兄、そして俺の前では…」
言い終える間もなく、Princeは球体をVarionの頭に突き刺す。
瞬時に爆発。頭が吹き飛ぶ。
PrinceはゆっくりとRendoの無残な体のそばに膝をつく。
手を胸に置き、目を閉じ、一瞬の静寂の後、掌で軽く打つ。
Rendoの心臓は止まり、顔は安らぎを取り戻す。
Princeは無言で立ち上がり、暗い視線を地平線へ向けた。
PRINCE:「彼女に相応しい安らぎを与えよ。敬意をもって葬るのだ。」
二人の護衛が静かに進み、Rendoの体をそっと運ぶ。
PRINCE:「警戒を怠るな。誰も通すな。Imperiaのすべての生命を守れ。」
PrinceはSekaiに軟膏を渡し、次にKenoにも手渡す。
SEKAI(立ち上がりながら):「Ren、Keno、そして俺で西の flank を守る。奴らは通さない。」
JACKARD:「Altarixと俺は正門を担当する。」
MIKO:「民間人は私が守る!誰一人として失わせない!」




