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月色の砂漠~新最高位誕生編~  作者: チク


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19/81


 シヴァは足を引きずり、ベッドへ行く。

 今日はもう休もう。



――それにしても……


 どうして、ガイルはあんなに怒っていたんだろう?



 パースの話では、一番隊隊長であるガイルと二番隊隊長であるファウは幼馴馴染みであり、実は互いに想い合ってたという噂がまことしやかにささやかれていたらしい。

 いずれは付き合うんじゃないか、もしくは密かに付き合ってるんじゃないかという噂まであったらしい。



 ファウが誘拐されその犯人がキョウの髪を奪う、という事件があったらしい。

 その出来事はパースがいない間に起こったことであり、パースも詳しくは知らない。


 もし、噂通りガイルがファウのことを好きで、キョウが髪を失うことでファウが助かったのならそれは喜ぶべきことじゃないのか?

 ましてや、それが長老のせいであるというなら、長老に感謝こそすれ怒る理由などないはずだ。



――ひょっとして……


 その可能性に気づき、シヴァは思わずにやりとする。



 そう考えれば、ガイルが怒り動揺していたのも納得だ。


 もしも、その予想が当たっていたとしたら、シヴァの望むものが案外容易く手に入るかもしれない――。



     * * *


 環境維持ロボのキョウは、ガイルを探していた。

 だがさっきまでのは夢だったんだと思うと、ガイルがそこにいるわけなどあるはずがなく、探すのをやめた。



 そもそも、キョウがここラテーシア邸の庭にいた理由。



 それは、長老が病というのが気になっていたからだ。


 急遽、ミン・ラテーシアが長老代理ということになっていた。その上、対アンドロイド警戒用の対策を講じるとか……

 とにかく、ラテーシア家はいそがしそうだ。


――何か、できることはあるだろうか?



 環境維持ロボを操るようになってからのほうが、以前より魔力が強くなってるような気がする。

 とはいえ、それはキョウ本人の魔力ではなく、この地の魔脈によるものだろう。



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