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My novel fiction.   作者: 紀月瑠紘(ルイリカ)
第一章 『邂逅』
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プロローグ 『悪夢』

 ──私は確かに見た。人が一人、目の前で死んでいく瞬間を。



 大瀑布の上空だった。魔法も超能力も何も無いと信じていた世界で、身体が浮いていた。そして、私の近くにも空に浮くニンゲンがいる。


 夢という認識は無かった。ただただ、その状態を受け入れるだけだったから。


 どこかに飛んでいくニンゲンを私は追いかけた。何があるのかと興味津々でいっぱいで、その後に起こる出来事は予想していなかった。


 何かを言い合い、見えない攻撃で傷付くニンゲンがいた。その空気感は、50m以上離れていても、ビリビリと肌に伝わった。


 知らない世界で、知らないニンゲン。さらに激しい争いが繰り広げられ、いつの間にか身体が緊張して強張っていた。息の仕方も忘れてしまうほど、次第に一方的な攻撃となっていた。


 一人の少女を複数のニンゲンが傷付ける。それは、酷く悲惨な様子で見ていられないものだった。


 身体の至る所に切り傷や打撲痕などがあり、服も破けてしまっている。


 私はヒーローじゃない。目の前で起こっていることが、現実だとも思えなかった。だから、力尽きて落ちていく少女を追うことも出来なかった。

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