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ソード・ゲート・レディ  作者: カオリナギ
能力者達 日常
3/3

日課の日曜日散歩デー 002

ある意味、面白いです(笑)


モブキャラの挨拶あいさつ


皆さん、おはようございます

あるいはこんにちは

あるいはこんばんは


私は「モブキャラ」というものです


残念ながら本名ではありません

まぁ本名なら、私は両親を一生恨みながららしていかなければならないでしょうしね(笑)


それでは本題へと移させていただきます


今回は私、モブキャラがかたつとめさせていただきます


これで主役のは私のもの……ウヘっ




以下 モブキャラの日常


私、モブキャラ!

学校のアイドル!

今日も朝早くからジョギングです!


この町はみょうな事が多いらしいけど皆さんもう慣れっこです♡


自販機じはんきがしゃべる!

いつも通りです!


犬がマラソン大会をしている!

いつも通りです!


キャベツが踊り……もういいや……

この町の説明……というか、語り部って疲れる


帰ろ……


と、私がさじを投げて帰ろうとしたとき


ピチャッ


ほおに暖かい何かがかかった

血とかだったら面白いなーとか思いながら首に巻いたタオルで頬をくと……タオルには赤い血のようなものがついていた


「うん! いつも通り!」


気にせず語り部の役目を放棄ほうきして家に帰ろうとすると足元に人の腕が転がっていた


「……へ?」


……え?


…………………………


「ひ、ひんぎゃぁあぁああああぁあ!!!?」


私は品がなくて、下品で、情けなくて、カッコ悪い悲鳴をあげて逃げ出した


ネガティブだね、私も


モブキャラの日常 完




「いや、キャベツの件詳しく聞きたいな……」


そんな事を呟きながら切断せつだんされた右腕の流れ出る血を止めようと傷口を左腕で押さえる


普通なら血は止まらないだろう

だが右腕の血はすぐに止まった


突然とつぜんだが言わせてもらう


僕、「苗木 多月」は超能力者だ


まぁ、そんな事を言ったところで信じられないだろう


実際に頭のおかしい男呼ばわりをされたことは数えきれない

非超能力者、超能力者問わずだ(くわしい話は次回)


前者ぜんしゃはともかく後者こうしゃは只、僕が嫌われているからじゃないかな?

ウケる(笑) いや、ウケてんじゃないよ……


僕が1人で悲しんでいると公園の草むらから何かがこちらに向かって飛び出してきた!


多月はどうする?

逃げる← 逃げる← 逃げる←


情けない選択肢しかなかった(笑)


そうこうしている間に草むらの何かは迫り……!


「えいっ」


ぶちゅっ


僕につぶされた。

何かはピクリとも動かなくなる


僕はその何かを持ち上げ正体を確認する


蛇型へびがた……か」


どうやらまたはずれの様だ


何が起こっているのか、ちんぷんかんぷんな読書達だろうが、実は言うと僕もである


おもに、「モブキャラの日常」


あの話いる?


「モブキャラ」にも「さとし君(別作品主人公)」並の切り替えの早さがあることを願わずにはいられない(笑)

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