魔法少女について
ほぼセリフです。
「はーい、では、魔法少女になりませんかーって話なんですけどー。」
そう言うと、天使は『資料』に視線を落とし、棒読みで読み始めた。
「えー魔法少女はその名の通り魔法が使える少女です。
高校生が少女と言えるのかは分かりませんが気にしないでください。
そして、あなたには魔法が使えるようになる道具をあげますのでそれを使って他の魔法少女を倒してください。」
「えっ!?他の魔法少女?」
驚いて声をあげると、天使に鬱陶しそうな顔をされた。
「続きがありますから!静かにしてください!」
「あ、はい。」
「魔法少女は選ばれし存在とはいえ、その中から更に凄い存在を選ばなければなりません。
だから、魔法少女同士で戦ってもらい、その様子を神様が見ます。
見込みがある者、勝った者は残ります。脱落したら魔法は使えなくなります。」
「はぁ。」
「あなた達にはチームを組んでもらいます。それは、神様が決めたチームですから、変更はできません。」
「ほぉ。」
「何か質問はありますか?」
そう言われて、つい、「え、あ、無いです。」と答えたら、天使はカバンから一枚の紙を取り出した。
「はい、これが契約書です。」
目の前に差し出されたのは、やたらと余白が多い契約書。
「え?説明は終わりですか?」
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