現人神たる天皇陛下、大日本帝国臣民にその祝福をお与えになり、家畜類もその食用という運命から解放される。
現人神たる天皇陛下、大日本帝国臣民に祝福を与え、さらに大日本帝国国内への「天皇陛下第二次行啓」を行われる。さらに、人造肉の多様化及び増産化に大日本帝国が成功したことに伴い、牛・豚・羊・鶏等の家畜は、その食用という運命から逃れられて御料地に放たれ、人に迫害されていた熊・虎・狼等の肉食獣も放たれたため、野生化した家畜類と共存共栄することとなる。
10月に入ると、現人神たる天皇陛下は、皇居にて、祝福の儀を行い、大日本帝国の全ての臣民に慈しみをお与えになられた。ある者には、柔らかい餅、また、ある者には、柔らかいパン、またある者には柔らかいナンを与えられ、全ての臣民が神を信ずることを祝福された。まさに神を信ずる者は救われるのである。
11月に入ると、現人神たる天皇天皇陛下は、大日本帝国各地に行幸を行われた。これは「天皇陛下の第二次行幸」と云われているもので、生きとし生けるものに対し感謝するように伝えるものである。大日本帝国では、大豆等の穀物を使った人造肉の生産が格段に進み、牛・豚・羊・鶏等の家畜はその食用という運命から逃れることになった。この時点で、全ての家畜は、大日本帝国各地の御料地に集められ、これまで行われた種付け等の強制的な繁殖は禁止されたが、同じく熊や虎、狼等の肉食獣も御料地に放されたので、家畜の野生化が進んだものの、肉食獣からの捕食により、その繁殖は抑えられている。なお、野生化した家畜や肉食獣は神の御業により御料地からは出られない。御料地に入れるのは、天皇陛下から許可を得た学者や学生のみでその安全を保障された者に限られている。
これらの天皇陛下の祝福により、大日本帝国臣民は、飢饉から脱することが出来、神の慈しみを実感したのである。




