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天皇陛下の元に降臨す。
神の一番弟子がいよいよ天皇陛下の元に降臨します。
昭和15(1940)年12月8日深夜、皇居の天皇陛下の元に私は精神エネルギー体として降臨した。天皇陛下は、畏れ多くも、ベッドで熟睡されておられるが、私はその夢の中に転移することになる。そして、天皇陛下と私が相対し、私の使命を天皇陛下にお伝えしたうえで御理解いただくことになる。さらに、天皇陛下と私が一心同体となり、この大日本帝国を導くことになるのだ。
私は夢見の術を使い、天皇陛下の夢に入った。美しい花々が咲き乱れる天国を舞台として用意した。天皇陛下は、花々の中を蝶々と一緒に歩いておられる。そこに私が登場した。私は、天皇陛下の横に並んで歩いた。「貴方は誰か?、ここは何処なのか?」天皇陛下がお尋ねになられる。「ここは、天皇陛下の夢の中でございます。私は、神の一番弟子でこざいます。神様から天皇陛下をお助けするように命じられました。」私は蝶々を手に止まらせながら答えた。
天皇陛下は、驚かれながらも、私をゆっくり眺められた。「神の一番弟子?人間ではないのか?」