私は神の一番弟子。
神の一番弟子がいよいよ登場します。
なお、昭和16(1941)年12月8日に行われた真珠湾奇襲攻撃で犠牲となった方々に哀悼の意を表します。
私は、昭和20(1945)年4月7日、戦艦大和の沖縄海上特攻で戦死した。まだ、18歳だったが、御国の為、父母の為、兄弟姉妹の為、全ての日本人の為にこの身を捧げたのだから悔いはない。
最後は、機関室で海水に巻き込まれ溺死したと思うのだが、何故か神様に弟子にされた。神様からは、自己犠牲した若者から弟子を選んでおり、日本人からは特攻攻撃した自己犠牲者から選んだとのことだ。神様を見たのは初めてだったが、やさしい仏様のような方だった。神様は、仏教やキリスト教、イスラム教等の宗教によって感じ方は様々らしい。
弟子は無数にいるようだが、何故か神様は私を一番弟子にしてくださった。修行を重ねれば、神様に恩返し出来る。修行を重ねて既に73年を超えた。神様から「現世は乱れている。お前を日米開戦1年前の大日本帝国の天皇の元へ降臨させ、正しい世界に導かせたい。頼んだぞ!」とのお言葉。全知全能を託された私は、神様の為、御国の為にも、全力を尽くす所存だ。