現人神たる天皇陛下、慰問団の舞台にも飛び入り参加される。
天皇陛下は、慰問団の舞台にも飛び入り参加され、神の御業を兵士たちにお示しになられます。
天皇陛下は、慰問団の舞台にも頻繁に飛び入り参加された。手品やマジックというより、神の御業を披露する場にした。兵士たちの中から数人を選び、故郷の家族との面談の場を設けたのだ。親兄弟姉妹、妻子が舞台の向こう側に出現し、兵士と対面するという機会を設けたのだ。立体的な映像と音声だけだが、正に神の御業としか思えない。兵士たちは、その対面の様子を眺めながら、涙を流した。天皇陛下は、兵士たちに出来るだけこのような対面の場を設けたいと約束された。兵士たちは、現人神たる天皇陛下を讃えて嵐のような拍手と万歳を捧げた。大日本帝国の兵士たちは、天皇にとって我が子同様であり、神の一番弟子にとっては、同じ境遇の仲間であった。
天皇陛下は、駐屯地での兵士たちの境遇の向上に努めた。将校にも大日本帝国の軍人として、天皇の我が子として兵士たちを扱うように命じ、シゴキ等はこれを禁止した。「私は、神の眼をもって常時監視しとるからな!地獄送りを望むものは別だが、望むのであれば手を挙げよ!」そう言われると震え上がるのであった。
さて、慰問団の派遣と共に、天皇陛下は各駐屯地に温泉施設を完備して兵士たちを温泉漬けにした。特に、樺太及び千島列島には火山も多く温泉も多く存在したので、極寒の季節には温泉が喜ばれた。ラムネや温泉饅頭、ゆで卵等も兵士たちには天皇陛下からの贈り物として与えられた。
この駐屯地から樺太温泉は始まったとのことである。