現人神たる天皇陛下、全慰問団員に会われる。
天皇陛下は、名誉慰問団長に就任され、皇居で慰問団に参加する方々に会われ、一人一人に握手されます。そして、訓示を述べられます。
天皇陛下は、名誉慰問団長に就任され、慰問団の派遣に当たって、慰問団全員と会われた。皇居に集まった慰問団員一人一人に声を掛けられ、徴兵された兵士への慰問を宜しく頼むとお願いされた。特に、宝塚歌劇団の少女たちには、兵士たちに大和撫子として優しく接することを望まれた。特に神の一番弟子である私は、戦艦大和で戦死するまでタカラジェンヌへの憧れが強かったためか、彼女らとの握手には力が入った。天皇陛下と一体化しているが、神の力も得ており、握手を何回しても何ともないのは有難いことだ。そして、天皇陛下としての訓示が始まった。
天皇陛下「我が国の誇る文化を担う各界から選ばれし方々へ。私は、この大日本帝国を守る兵士たちにとても感謝している。特に、本土各地、沖縄、台湾、さらに樺太及び千島列島、委任統治領である南洋諸島に駐屯している兵士たちは、愛する家族の元を離れ、それぞれその任を全うすべく努力している。私の自慢は、降臨して以来、我が兵士を病死を含め誰一人失っていないことだが、兵士たちは娯楽の少ない状況下にあり、心苦しく思っているところである。皆さんは、それら兵士たちの慰問団としてご活躍願いたい。先ずは、本土各地の駐屯地を周ってもらい、そして、沖縄、台湾、さらに樺太及び千島列島、委任統治領である南洋諸島を目指して貰いたい。あなた方の健康については、医療のトップチームを同行させるので安心して欲しい。交通手段は、鉄道、車輌、船舶、航空機となるが私がその安全を保証する。また慰問に要する費用は国が全て負担するが、出演料については奉仕の心でお願いしたい。その代わりといってはなんだが、私から自筆の色紙を一人一人に差し上げたい。」