現人神たる天皇陛下、内閣閣僚たちを晩餐会でおもてなし⑤
晩餐会は、天皇陛下が全ての酒を飲み干し、無事終わりました。近衛文麿内閣総理大臣をはじめ閣僚全員は、天皇陛下の素晴らしさを改めて実感したのです。
天皇陛下は、ウォッカ、ビール、白ワイン、バーボンウィスキー、日本酒を問わず、どんどん飲んだ。数百リットル飲んだところで、全ての酒樽は空となり、今回の晩餐会はお開きとなった。
これには、近衛文麿内閣総理大臣をはじめ、閣僚全員退いていた。陸軍大臣や海軍大臣は、かなりの酒豪だと自慢していたが、天皇陛下の敵ではないことに気付いて顔面蒼白となった。この大日本帝国では、酒豪ほど尊敬されるものだが、天皇陛下は日本一いや世界一の酒豪と認定された。
陸軍大臣「天皇陛下は凄いな!」
海軍大臣「まさに神だな。」
近衛文麿内閣総理大臣「現人神だからの。」
近衛文麿夫人「貴殿、陛下と比べたら雲泥の差ですわね。陛下は、顔色一つ変わらず、お変わりございません。貴方のように、ベロベロにもなられず、まさに神ですわね。」
近衛文麿内閣総理大臣「面目無い、ワシは只の人間として陛下に仕えるしかない。のう、陸軍大臣、海軍大臣!」
陸軍大臣・海軍大臣「そのとおりでございます。天皇陛下は我らの誇り、いや大日本帝国の誇りです。生き神様です。」
この後、近衛文麿内閣総理大臣の音頭で、天皇陛下万歳が皇居内に轟いたのは言うまでもない。