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現人神たる天皇陛下、米本土訪問顛末記その③

我らが現人神たる天皇陛下がアメリカ西海岸を訪問されます。この地を「最終宗教革命」の起点にしようと思われます。

米国は、東海岸と西海岸では、その雰囲気が、全く異なる。東海岸が東日本とすると、西海岸は西日本、いや西日本には、まだ、京都の影響が大きい。それより、東九州の太平洋側を思い出す。サンフランシスコやロサンゼルスをはじめとする西海岸は、ある意味、古き良き西欧文化というより、太平洋へと繋がる自由闊達な米国そのものかもしれない。そして現在、非武装中立国ハワイ王国で大日本帝国と接することになる。

東部が西欧文明を色濃く残しているのに対して、西部は米国文明そのものだな。サンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジやロサンゼルスのハリウッドを周りながら、天皇陛下はそう思った。これなら、宗教の呪縛から解放するには最高のシチュエーションである。天皇陛下は、サンフランシスコ及びリフォームロサンゼルス在住の各界著名人との晩餐会に招待された。西海岸の政財界関係者に加えてハリウッド映画スター等も招待されており、華やかな晩餐会となった。