現人神たる天皇陛下、最終宗教革命を起こされる。
現人神たる天皇陛下は、現世に平和をもたらす存在として、既存の宗教とは一線を引かれます。来世のことは、人間死ねば分かるということです。
今回で、ちょうど100話目となりました。今後の構想を纏めるため、しばらくお休みをいただきたいと思います。101話目からは、いよいよ第四章に入ります。乞う御期待。
天皇陛下が大日本帝国の臣民へ送られたメッセージについては、大日本帝国のほとんどの国民には、静かに受け止められたものの、キリスト教徒、イスラム教徒、仏教徒等の熱心な信仰を持つ者には、かなりのショックだった。ドイツやソ連邦から、大日本帝国に引き揚げてきたユダヤ人にとっては、神という絶対なる存在が、現人神たる天皇陛下により明らかにされたことで、ショックを受けていた。特に、ユダヤ人でも、ラビ等は天皇陛下の神という定義に反感を覚えていたが、これも神による試練だと諦めているようである。全てを失ったユダヤ人に対して、大日本帝国の天皇陛下は、生活の基盤を与えただけでなく、ユダヤ人というだけでの差別を禁じ、恩賜のテレビ等も臣民と同じくお与えになったので、ユダヤ人全体としては、天皇陛下=救い主という位置付けである。若いユダヤ人の中には、現人神派という新なユダヤ教徒も出現してきたようだ。
現人神たる天皇陛下は、そんな現状に対して、私は現世を平和にするために、遣わされた者である。来世のことは、人は死ねば分かるであろう。今は、善行を積み、悪行を懲らしめることこそ、神の望まれることであると話された。何れにしても、現人神たる天皇陛下は、現世における世界平和の実現という最終目標を定められ実行されるのである。