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1話 英雄召喚

投稿の二話目です。前話を読んでいない方は、先の話をご一読くださいますよう、お願いいたします。

 ベルフェラ大陸は、別の地からやってきたという【魔族】と名乗る輩に侵略されつつあった。

 侵略前には、大きな国が五つと小さな国は数十もあった。

 しかしいまでは、大国は機械の国である『グレゴリアード』と農業国の『アグルダイル』の二つだけしか残ってない。小さな国たちは、魔族に征服されたり、この二つの大国に併合されてしまったため残っていない状況だ。

 そして現在の魔族との戦況はというと、機械国グレゴリアードが作り出した兵器を前面に出して抵抗し、農業国アグルダイルが農作物を糧食として、国民を兵として送ることで、戦線を支えられているといったところだった。



 農業国アグルダイルの王城、謁見の間。

 玉座に座る大柄かつ厳めしい顔を持つホルディ王は、幕僚たちと共に、二人の人物と面会の最中だった。

 二人のうち片方が、進行役の宰相から許しを得て、発言を始める。彼は農産にまつわる役人の一人である。


「機械国への補給物資の送付を行っても、国民を飢えさせることのない量の食料は生産できております。これも、我らが王家が保有する、豊作が約束される【魔法陣】の知識のお陰で御座います」

「世辞はよい。問題がなければ、忙しい農業部が面会など求めぬことは重々承知しておるとも」


 老境の宰相から咎められて、跪く役人は恐縮するように頭を伏せた。


「重ね重ねとなりますが、食料について『は』問題はございません。問題がございますのは、民の数の方でございます」

「人員とな?」

「魔族の侵略が始まり、10年。機械国に矢面に立ってもらってからでは、8年の歳月が経っております。そして我らの国が人員補充として国民を兵として送り始めて、5年となります。その5年の月日の間に、王都や交易街にたむろしていた浮浪者および貧民区の住民、罪の重軽に関わらない犯罪者たちは、全て兵として送り尽くしております。いまは農村部で畑を継げない若者や体が動く老人を送っている段階でございます」

「ふむ。話を聞くに、問題はなさそうだが?」


 宰相が言ったように、いまの農業国アグルダイルにとって、農業に関わってない無駄飯ぐらいを兵として送ることは当然の措置であった。

 しかし、そうではないと役人は告げる。


「計算ではこのまま状況が進むと、再来年には商人たちの人手を渡してもらうことになり、その翌年には年端もいかない子供を送ることになることになると、算出されております」

「むっ、それはいかん。商人の人員に手をつければ、国土の流通に支障をきたす。年端も行かぬ子供を送れば、畑を耕す次代を潰すことに繋がるぞ」


 ここに至って、宰相は問題に気付いたような声を出す。だがその声色は、周囲の人員に現状を把握させるための演技のように聞こえるものだった。それもそのはず、国王と宰相にはここまでの情報は事前に伝えられていて、宰相は周囲の者たちに問題を伝えるための芝居しているのだから。

 さて、問題の表面化が目前と告げられて、幕僚たちは左右の者とひそひそと声を交わす。全員が同じ様子なため、謁見の間にはざわめきが満ちる。

 ざわめきが大きくなり、耳に咎めるような音になりつつあったところで、玉座のホルディ王が片手を上げて制止した。

 潮騒のような音がすっと引いて消えた後で、ホルディ王が役人に問いかける。


「兵と食料を送ること。これらは、機械国が矢面に立ってくれるための約定である。送れる兵がいないからと、反故にはできぬ」


 人の上に立つ者特有の、厚みと厳かさがある声に、役人は顔色を青くして顔を俯かせる。

 しかしここで、空気の読めない能天気な声が、役人の隣から上がった。


「そこで、我ら王宮魔法師の部門が一つ――【魔法陣改良部】の出番というわけでございます!」


 発言を許されていないのに声を上げたのは、紫色のローブを纏う老輩の男性だった。

 深く刻まれた皺と、後ろに雑に撫でつけた真っ白な髪。研究しか興味がないと示すように、現実ではなく空想を見つめているような瞳。そして、ペンを持って動かす以外に働きそうはない、痩せに痩せた手指を持っている。

 ホルディ王は不愉快そうに眉を潜めて目配せを宰相へ。

 宰相は慌てた様子で、ローブ姿の老人へ声を荒げる。


「この場で発言の許しなく声を出すなど、その首を刎ねられても文句は言えぬ蛮行だと知っておるな!」

「そんな格式ばったことを言わずに、我が言葉に耳を傾けくださいませ! この口が告げるのは、一年以内に魔族を殲滅する、画期的な魔法陣の話なのですから!」


 感極まったような声で言うローブ男に、宰相は頭痛がするかのように指で額を押える。

 ホルディ王はますます不愉快な顔つきになるが、言うだけ行ってみろと身振りをした。

 ローブの爺は許しを得たことで、饒舌に語り出す。


「先ほど、この若者が言ったように、我らが国の人員は払底しつつあると言えましょう! かといえ、我らが国が保有する魔法――魔法陣は強力な威力を持つ一方で、千変万化する戦場に適応した魔法を選んで使うには向いていないものでございます! 魔法陣が向いているのは、土地に栄養と活力を与える魔法陣を全国土に敷くことで食料の増産を行うことや、重要地区には防御用の魔法陣を張って万が一場合に備えることなど、動きが乏しいものへ多大な効果や強力な現象を与えることなのですから!」

「そんな、我らが国に住むものなら誰もが知っていることなど、どうでもよいわ。本題を話せ」


 宰相のツッコミに、ローブ爺は「いけない、いけない」と愛想笑いを浮かべる。


「戦争に役立てぬ魔法陣ではありますが、発想を転換して考えてみて、魔族の侵攻を押し止める――否、奴らを殲滅できる方策があると気づいたのです」


 予想外の大言に、王の眉が興味ありげに上がる。


「その方策とやら、語ってみるがよい」

「事は単純でございます。魔法陣の中には、転移や召喚というものがございまして。転移は自らがある場所へ瞬間的に移動することで、召喚は特定の物や人を瞬間的に呼び寄せて出現させるものでございます。両方とも多大な魔力が必要なのが難点ですが、とても有効な魔法陣でございます」

「それが、どう魔族の殲滅に繋がる」

「このたび、魔族の殲滅に使用するのは、召喚の魔法陣でございます。そして呼びつけるモノの指定を『魔族を殲滅できる者』とするのでございます。さすれば、魔法陣から出てきたものは、魔族を殲滅可能な人物であるということ。その者を兵として送れば、魔族の殲滅はなったも同然でありましょう」


 自信満々に語ったローブ爺に対して、ホルディ王は理解しつつも問題があること二気付く。


「呼び寄せた者が、素直に兵となってくれるわけはあるまい。兵にすべく集めた国民ですら、泣き言を言いながら戦線へ向かう有り様であると聞くぞ」

「その点は心配ございません。魔法陣には、思考誘導と意志束縛というものもございます。それを召喚の魔法陣に組み込めば、召喚された者は魔族への敵意を抱くだけでなく、召喚者の命令に従わざるを得なくなるのです」

「ふむ、召喚された者が反乱することはないとは分かった。では、魔族を殲滅し終わったと仮定した後、召喚した者の扱いはどうする。その者一人で、魔族の侵略部隊と同等の戦力。それを我が国が保有したままでは、いらぬ争いの種となることは必定である」

「魔族殲滅後は、機械国の侵略にお使いなされ。その後に、我が部が開発した【必滅の魔法陣】で始末すればよいかと」


 ローブ爺の情け容赦のない発言に、ホルディ王は不愉快そうに目を眇める。


「こちらが意識を縛って強制的に我が国に尽くすように仕向けた者を殺してしまえとは、業が過ぎるであろう。事が終われば、元の世界へ戻してやればよい」

「それは難しいかと。呼び寄せる存在は、この国や大陸だけでなく、この星やこの世界の外からも対象としております。この星に住むものであれば呼び寄せた座標の保持は出来ますが、星や世界が違うものを呼んだ場合、時間と共に星の巡りや次元の変動が起こるため、召喚時に観測した座標が役に立たなくなってしまうのです」

「空に浮かぶ太陽が朝は東に夕には西に位置するように、星や世界の位置情報は時間によって変わってしまうということか」

「はい。ですので、役目を終えた後、この国に留め置けないとなれば、殺すよりほかに方策はないかと」


 ローブ爺の発言に、ホルディ王は苦渋を舐めたような顔をした後で、表情を真っ新なものにした。


「分かった。余の命の下で、その召喚を行うがよい。事がなった後に、その者を殺すことも、余の命として扱うように」

「ありがとうございます。今すぐに、召喚の準備に入ります!」


 ローブ爺は退室の挨拶もそこそこに、走って謁見の間を出ていってしまった。

 その後ろ姿を見やったあとで、ホルディ王は重々しく呟く。


「我が王の道の終点に待つは、天国ヘイモルではなく地獄インヘルであろうな」

「多くの国民を兵として送り出して死なせる手伝いを行った、我ら幕僚も地獄へ落ちるが定めでありましょう」

「ふっ。地獄まで付き従おうとするなど、宰相も物好きが極まっておるな」


 言葉を交わしたあとで、状況に置いていかれて困惑している役人へ、ホルディ王は「役目ご苦労」と労ってから退出を命じるのであった。



 ローブ爺の働きは迅速だった。

 彼は配下の者たちと共同で、王都を囲む高い外壁のすぐ横にある休耕地を平らに均すと、そこに一軍が入れるほどの大きな真円を白い石灰で描き、その円の中にさらに複雑怪奇な模様をつけていく。

 時折、ローブ爺は高い脚立の上に飛び乗り、魔法陣の形が歪んでいないか、記す文字と模様を間違えていないかを確かめながら、作業を行っていく。

 この時分は雨が少ないため、5日で『魔族を殲滅できるものを呼ぶ』召喚魔法陣は描き終わった。


「完成したぞ。【英雄召喚陣】が!」


 ローブ爺は、さっそく王城へ魔法陣の発動の許可をもらう手続きを行った。

 小さな魔法陣ならローブ爺と配下たちの魔力で稼働できるが、これほどの大きな召喚魔法陣となると、王都に住む大量の民たちから魔力を集めることでしか発動させる方法がないため、王の許可が必須となるのだ。

 そして、その許可はすぐに下りた。ホルディ王から最優先で許可するようにと下命があったからだ。

 とんとん拍子で状況が進んでいくことに、ローブ爺は大喜び。


「さあ、英雄召喚陣を発動させるぞ! 王都から魔力を引っ張るための呪文を唱えよ!」

「「「スレーペトレカト、レイヴンオース、ギエテハトサークパトルーン、ヘガッテト――」」」


 配下たちの朗々と唱える呪文と共に、王城の壁が、そして王都の外壁が薄っすらと輝き始める。そして、魔法陣がある場所から一番近い王都の外壁から、輝く太い糸のようなもの伸びてくる。

 その糸が魔法陣にくっ付くと、地面に描かれたすべての模様と文字が、一気に白く輝きだした。

 輝きは秒ごとに増し、やがて目を開けていることすら辛い光量へ。

 この段階になれば、もうローブ爺と配下たちの出番はない。あとは魔法陣が、描かれた模様と文字に従って、効果を発揮する。『魔族を殲滅できる者』を呼び、その者に『魔族への敵対感情』を植え付けたうえに『召喚者の言葉に従う』ように強制するという、その効果を。

 白く輝く魔法陣の中に、黒い揺らめきが見えた。召喚される者が現れる、前現象だ。


「さあ、来るがいい! 魔族を殲滅する英雄よ!」


 ローブ爺が声も高らかに告げた瞬間、魔法陣に異変が起きる。魔法陣の放つ輝きの中に、稲光が走ったのだ。

 その数は、十秒に一本、五秒に一本、一秒に一本と、時間と共に増えていく。終いには、絶え間なく雷光が瞬くようになる。

 こんな現象は、魔法陣の解析と開発に長年かかわってきたローブ爺と配下たちも初めて見るもので、困惑した顔が並んでいた。


「な、なにが起きているのだ」


 ローブ爺が疑問を投げかけたとき、稲光の一つが王都の壁から伸びていた魔力の糸を直撃し、千々に弾け飛ばしてしまう。

 本来なら、魔力の流れが途切れれば魔法陣の光は収まるはずなのだが、なぜか今回は違った。

 魔法陣から無数の半透明の糸が伸び来て、周囲にいるローブ爺と配下たちにまとわりついき、足りない魔力を強奪し始めたのだ。


「おごああああああ、吸われる、吸われてしまうううう!」

「どんどん、自分が、希薄に、なっていく……」


 配下たちが悲痛な悲鳴を上げる中、ローブ爺は自分の身を優先して、絡みつく半透明の糸に雷の魔法を放つ。


「サンダ、フライフィリア!」


 人を軽く痺れさせる程度の電撃の魔法だったが、絡みついた糸を引きちぎることに成功する。

 その後で、大急ぎで配下を救おうと魔法を放とうとするが、また新たな現象が魔法陣に現れる。今度は、光る円の直径が、地面に描いたものよりも段々と大きくなってくる。

 ローブ爺は、自分の足元に迫ってくる光る円に、配下を見捨てて逃げることにした。

 配下たちは、魔法陣に魔力と生命力を吸われ尽くし、ローブ爺に恨み言を言う暇もなく地面に倒れ、広がりだした魔法陣の輝きの中に飲み込まれていく。


「なんだ、なにが起こっているのだ!」


 ローブ爺は息を切らせながら、迫る魔法陣の光から走って逃げ続けた。

 逃げに逃げて、王都の外壁の下までたどり着いてしまった。これ以上は逃げられない。

 ローブ爺は眼前にまで迫っている光に恐怖し、壁に背中を付けた状態で目を瞑った。だが十秒経っても、自分の身に変化がないことを不思議がって、そろそろと目を開ける。

 目の前には、壁のようにそそり立つ魔法陣の光があるが、その進出は鼻先で止まっていた。


「はー、はー。生き延びた……」


 ローブ爺は安堵すると、全力疾走した肉体の疲労を、いまさらながらに自覚した。

 外壁に背を擦りつけるようにズルズルと体の位置を下げると、ローブが汚れることも無視して地面に尻を着ける。

 しかし、ローブ爺の安堵は長くは続かなかった。

 魔法陣に、またもや変化が現れたのだ。

 太陽のように輝きを放つ魔法陣の光の向こうにある、召喚されたものを表す黒い揺らめき。それが段々と太く大きくなっていっている。

 その変化を、ローブ爺は見つめていたが、疲労と酸欠によって何かを考えることはできない。

 半ば自失しているローブ爺を他所に、黒い揺らめきはさらに大きくなっていく。

 やがてそれは王都の外壁よりも高くなり、段々と輪郭を確かなものにし始めた。

 地面を踏み締める太い二本の脚、巨木の幹のように太い胴体、その胴体に負けない太さと長さの尾っぽ、かぎ爪がある両手。そして、全体に比したらやや小さくはあるものの、爬虫類を思わせる頭部。

 輪郭が、やがて細部が、確りと像を結ぶ。

 その直後、魔法陣の光は見ている者に自身の役目を終えたと教えるように、唐突に消失した。

 城壁の前に座り込むローブ爺は、間近で超巨大な爬虫類らしきものを見て、悲痛な声を上げる。


「な、なぜだ。魔族を殲滅する英雄を呼ぶはずの魔法陣で、なぜ【地竜】なぞが出てくるのだ!」


 ローブ爺は、自分が思い描いていた英雄とは掠りもしない存在を呼び出してしまったことに、とても憤慨した。


「ええい! 今回は失敗か! だが、この地竜をけしかければ、魔族に多少なりとも痛手を与えることはできるだろう! その戦果を手土産に、次こそは英雄を呼び出してくれる!」


 自分勝手なことを言う、ローブ爺。

 その存在が気になったのか、地竜と呼ばれた存在が、目を足元へ向ける。そして、ローブ爺を不愉快そうに見た。

 この行動には、理由があった。

 召喚の魔法陣には『魔族に悪感情を抱く』ことと『召喚者の命令に従う』という縛りを、召喚されたものに与える魔法も組み込まれていた。

 そのため地竜と呼ばれた存在には、足元でわめいている召喚者であるローブ爺から変な繋がりを感じ、それを不愉快に感じたのだ。

 ローブ爺の方も、見下ろしてくる相手が超巨大であろうと命令を強制できる相手だと確信しているため、尊大な態度になる。


「いつまで近くにいる気だ! 一歩後ろに下がれ!」


 ローブ爺の命令に、超巨大な存在は後ろに下がろうとする身動きを見せ、しかし一歩も下がらない。

 明らかに、魔法効果に抵抗している。

 この事実に、ローブ爺の『長年の魔法陣の研究で多大な実績を残してきた』という自尊心が傷ついた。


「下がれ、下がれと言っているだろう!」


 ローブ爺は目の前の相手との不可視ながら確りとある繋がりを意識し、そこに魔力を流し込むようにしながら命令を発する。

 この方法ならば、どんな相手でも命令に従うはずだった。

 しかしこの相手は一歩も下がらないままに、爬虫類じみた顔にある口を横へと引き延ばす。その笑顔に見える表情は、ローブ爺の命令に抗う術を見つけた知恵者のようであった。

 その後で乱杭歯がならぶ口を開け、全音域を震わせる大声を放つ。


「キィシィヤオオオオオオゴオオオオオオオアアア!」


 ビリビリと大気が振動し、外壁として組み合わさった石材の隙間から砂が落ちる。

 それだけならば単なる大声で済んだところだったが、至近から直撃を食らったローブ爺が急に頭を押えた。


「なんだ。繋がりから、なにかが逆流してくる! これは、怒りの感情か!? いや、違う。これは破壊だ、破壊の衝動だ! ああ、止めろ、止めてくれえ! 我が英知が、育んできた心が、壊されてしまうう! あああああああがおおおおおおおおおおお!」


 ローブ爺は頭を押さえながら、目の前の相手が放つ咆哮を真似たかのような声で、悲鳴を上げる。

 そして息の限りに声を出した直後に、一瞬にして人形に変わったかのように生気を失った顔になり、ガクリと首を曲げて項垂れた。

 気絶したのではない。命令者と被命令者という繋がりを逆流してきた『ナニカ』によって人格を破壊され、植物人間と化してしまったのだ。

 こうして、命令者という邪魔者を排除した超大型生物――ある世界では大怪獣と呼ばれていた存在は、自由を取り戻したことを喜ぶように、吠声を再び上げる。


「キィシィヤオオオオオオゴオオオオオオオアアア!」

ということで、新作始めました!


テーマは、大怪獣が異世界で大暴れ、異世界の人たちも対抗して頑張る! です。


以後も、投降した際には読んでくださいますよう、よろしくお願いいたします。

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