主人公と設定のようなもの
機械が人を超える所謂シンギュラリティが起こることを予期し、人類は機械に出来ないことの開発を始めた。そしてたどり着いたのが『魔術』であった。
時は2056年、科学技術と共に魔術も発達、魔術の前に現代兵器は意味を為さず各国が魔術師育成に力を注いでいた。
それと同時に世界の人口は100億人を突破。さらに太陽の活動が弱まり、プチ氷河期に突入、人口増加に拍車をかけた。
『魔術』――それは自然の理を覆す出鱈目な能力。火、水、風、土、光、闇の6属性からなる。魔術師となる者は固有魔術たるものを持っておりそれが魔術師の素質でもあった。魔術師が生まれる確率は5000人に一人と言われている。そう、魔術師は進化したヒトの新たな姿なのである。
国家は魔術師の保護と魔術犯罪者の予防として魔術学校の創設が決定。そして『魔術師』は国家資格となっている。
あっ、申し遅れました、私、主人公の『有川 修』と申します。ステータスは下に載せておきますね。
『有川 修』
国立魔術大学校高等部3年A組
得意魔術:風、土
固有魔術:???
身長:165cm 体重:55kg
これからよろしくお願いします。by作者