第三話 ユースティティアの加護
目が覚めたら少年はベッドで寝かされていた。そこで出会った大罪の継承者達に仲間入りを提案されたが少年は逃亡。そして獰猛な熊に襲われているのであった
??? クロアチアの森にて
暗い森の中7人の大罪の継承者が走っていた。
「いたぞ‼あそこだ‼」
「やっぱりクロアチアグマに襲われてるね。はやく助けないと」
「ルーシュ・・・。サタンの加護の使用許可をくれ・・・。」
「いいのかい?君の加護は・・・。」
「わかってる」
「じゃあ許可しよう・・・。ただし絶対にユースティティアの継承者を傷つけないこと。」
「了解」
「大罪の力の使用許可をだす。全力でクロアチアグマを倒せ‼ただしユースティティアの継承者を傷つけないでね!」
「ホントに何であんなガキをあたしが助けてやらなきゃならないのさ」
「マリンちゃんの方が子供でしょ。」
そういってレヴァはマリンの頭を軽く叩いた。
少年 同所にて
僕は自分の命の終わりを悟っていた。目の前に現れたのはクロアチアグマ。群をなして行動するクロアチアの森の第一級危険生物。
「ユースティティアの少年‼伏せて‼」
突如聞こえたルーシュの一言が僕の意識を現実へと引き戻した。その言葉の通り僕はとっさにしゃがんだ。するとそのすぐ真上を黒い影が凄い速さで通過した。
「くらいな‼」
見るとサートがクロアチアグマの横腹におもいっきり蹴りをいれているところだった。
「マリン‼行くよ‼」
「わかった」
そういうとルーシュとマリンは何かの詠唱をはじめた。
「「セウ・オルア・バージア・サケル!」」
そのときクロアチアグマの体が水に包まれた。その直後
「グワァー‼」
「うわぁー‼」
怒ったクロアチアグマの一匹がマリンに襲いかかった。他の皆はクロアチアグマの相手で精一杯になっている。僕が・・・助けるしかない‼無我夢中で体が動いていた。
「マリン‼」
僕はマリンの前に庇うように立った。それと同時にマリンが
「ユースティティアのガキ⁉」
と叫ぶ。そのとき僕が持っていた大罪の書が光った。
ガァァァァァン!
「ガァァァァ‼」
なにかに阻まれたようにクロアチアグマが弾かれた。
「そ・・・その力は・・・」
「ユースティティアの加護‼」
僕の目の前で大罪の書が開いて光っていた。そこから先は覚えていない
ルーシュ 同所にて
「この盾すごく硬いね。恐らくサートでもこれは貫通できない」
私は握りこぶしで少年が作り出した盾を叩きながら呟いた。
「なんだとルーシュなんならやってみっか?」
無論サートが食いついてくるが、それは今は試すべきではないだろう。
「いや・・・よそう。この子、また倒れちゃった。」
私の手の中で少年は再び眠りについていた。
はい 毎度お馴染みユウです。最近投稿を水曜日にするか迷っています。というかまた遅くなりました。本当にごめんなさい。多少なりともこの物語が読まれていることを嬉しくおもいながら最新話の執筆をしております。それではまた次回のこの場でお会いしましょう




