第8章 【緑神の欠片】
どーぞ
「カナ、大丈夫?怪我してない?あいつはどうなったの?」
カナは5分が過ぎ、いつも通りの姿になった。
「え、多分、裏の世界にいっちゃったんじゃない?」
「なら、良かったけど、、、ってそういう状況じゃない!!なんで緑神の仮面がここにあるのよ!」
「え?知らないよ。そんなの。私がここで仕事をする前からある展示物らしいよ?てか、そんなにヤバいものなの?」
「あの仮面は実は今から約150年前に作られたもので、化け物を封印してた仮面なのよ!化け物は全部で6体いて、それが今散らばったのよ」
「ええ!!私、なんてことを、、、」
「もう、後悔しても遅いわよ、、絶対ににゃんちゅうには渡しちゃいけないからね。」
「実は私、1つだけ持ってたよ。」
「え?持ってるの?じゃあ探しに行かなくてもいいじゃない!」
「どういうことなの?」
「この緑神の欠片は互いに惹かれてるの。だから待てば自然にこの美術館に集まるわけ!」
「じゃあこれアヤメちゃんに預けるね。あと、2本の鎌も。」
「欠片をあたしに預けたら寄って来ないじゃない!それに、生命の鎌はともかく、抹殺の鎌の正式な所持者はあなたよ?」
「えええ!!?そうなの???正式な所持者!?!?」
「まぁともかく、これにしまって持ってることね」とアヤメはペンライト的なものをカナに渡した。
「なにこれ?」
「これは鎌をしまう道具よ。まず、抹殺の鎌にこのライトを当てると、鎌は自動的に異空間に保存されるの、そして、鎌を出したいときは、ライトをつけて、空中に円を描くだけで、ほら、出てくるでしょ?」作者は思う、(そろそろ書くの疲れたから終わるわ)
「あ、ありがとう。」
「じゃあね!あたしは裏の世界に戻るからね。またなんかあったらそっち行くからね。あと、夜中起こったことは、あと、一時間後にあなたの記憶以外から消しとくから。この美術館もちゃんと元に戻るから安心して!じゃあね!」と長ゼリフをペラペラと言いアヤメは裏の世界に戻った。
「さてと、そろそろ寝なきゃ、、、、仕事は明日からかな。」と彼女は呟きながら、美術館の電気を消した。
次回もみてね。