第2章【生命の鎌】
どーぞ
彼女がいる場所は、暗さ、明るさ、という概念はすでにない、
感情で表すことすらできない、そう、表すのならサラダバーになぜか、ドレッシングが無いときの、あまりにも感情に表すのが難しいのに似ている場所だ。
〈う、、うう、ぅっ、 ぅ、、〉
あまりにも、突然なことに彼女はなかなか立ち上がることはできなかった。
2分後・・・・
5分後・・・・・
10分後・・・・・・・・
20分後・・・・・・・・・・・・・
彼女が目を覚ますのはいつだろ。。
一方、美術館では、13時を過ぎていた。
「すいませーーん。頼まれてた展示物です。誰か、いませんか?」展示物を運んでる青年は受付めがけて声をかけた。
青年の名前は『丸山彰』という24歳の青年と言えるかわからないが、作者の私が青年というのだから青年にしといてくれ。
「あれ、誰もいないのか。そうだ、せめて、展示する場所の近くに置いといて上げよう。」といい彼は受付に自分が愛用しているメモ用紙に《13時に受け取り予定の展示物を展示する場所まで置いときます。このメモを見たら連絡下さい 080-4☆○△-71○△》
彼は受付にあった古びたボールペンを手に取り書いた。
彼は、この美術館には来たことがない、なので、何が置いてあるかがわからない。彼の冒険心は今、美術館に向いている。楽しい楽しい美術館の探検に出発だ。
「ちなみに、この展示物の名前はなんだろ?」
彼は興味津々で展示物の名前が書かれている。ラベルを見た。
「ん?Sickle of the life(生命の鎌)?なんだこれ、なんかのアニメのレプリカか?俺、アニメとか全然わかんねぇからなぁ。今度、見てみるか。」彼の脳はこの鎌のことでいっぱいになった。
「さてと、そろそろこれ運ばないと、ところでこの美術館のマップってどこにあるんだ?」彼はボソッと呟きながら、全面マップを探している。「あぁあそこか、結構小さいな。お、ここに展示物設置予定って書いてあるな。よし、いこ。」彼はマップを1分ほど見たあと、展示物を運ぶことを始めた。〈ガタガタ..ガタガタ..〉展示物を運んでいる台車はかなり古いもののためおとがかなり大きい。「よし、ここでいいかな。さて、少し時間あるし、観賞でもしようかな。」この美術館は平日の12時から14時までは社員の休憩をとらせている。なので、社員たちは今、外でランチ等を食べているのだ。
〈ピリリリリリ、ピリリリリリ、〉彼のスマホが鳴った。
「はい、もしもし?あっ、先輩、どうしたんですか、急に、ええ!?配達物が増えたんですか!? 、、、、、了解です。今から向かいます。」彼はため息と共に電話を切った。「くそぉ、なんでこういう時に電話くるかなぁ、まぁいいや、少しだけ見て先輩とこ向かうか。」といい、彼はその鎌が展示される予定の場所の近くに展示されている。作品をじっと見た。「ん?なんだこれ、緑神の仮面、、またアニメのやつ??ここ、どんなけアニメが好きなんだよ!もういいや、いこ。」と言い彼はその美術館を出ていった。
「ミツケタヨ、ガナ、カナ、、、ヤッ、ト、マタ、タノ、ジメルネ、」
鎌が入っている箱が少し、傷ついていた。それは、人がつけたのか、はたまた、他のものがつけたのか、誰も知らない。
次回もみてね。