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ヒトツノ鎌  作者: 黒羽 迅(ポロ)
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第10章 【犯人探し】

どーぞ!

カナは朝のニュースを聞き急いで仕事に行く準備を始めた。

自分の部屋で着替え、メイク、スケジュールチェックなどをしていると、突然、

「カナ?何かあったの?」と聞いてきたのは、

アヤメちゃんだった。

「うわぁ、なんだ、アヤメちゃんかぁ、驚いた。てか、なんでここにいるの?」

「え、だってカナの精神的バランスが傾いてたから。ちょっと見にきたの。で、何かあったの?」

アヤメはカナの部屋をジロジロ見ながら聞いている。(ちなみにカナの部屋はかなり普通!)

「実はね、昨日、新しい展示物が来たの。まぁそれが『神の瞳』と『女神の指輪』って言うのなんだけど。その2つの内の神の瞳が盗まれたのよ。だから急いで仕事に行く準備してるの。」


「ふーん、たいへんだね。急いで行くなら、これ使っていいよ。」とアヤメがカナに渡したのは、裏の世界で使った黒いスティックだった。

「いいの!?これ使って、てか、これ名前何て言うの?」

「うん、いいよ使って。名前は『アマラ』って言うんだよ」アヤメはどやぁぁぁぁあ!!的な顔をしてます。

「じゃあ、はやく行こ!」カナはアヤメの手を引っ張り、家を出発する。ちなみに、カナのお母さんはまだ寝てる。


じゃあいくよ!と言ってカナはアマラのスイッチを押す。〈ピギュュュュイイイ!〉

カナの家から美術館まで約15キロあるところをわずか1分で着いてしまった。

「結構はやく着いちゃったね。」

「まぁいいんじゃない?」カナとアヤメがしゃべっていると

「相崎さんじゃないですか!」と朝から元気な声で喋りかけてきたのは、アキラだった。

「あ、丸山さん!おはようございます。」カナはアキラにペコリとお辞儀をした。

「ねぇ?カナ、この人は誰?」アヤメはカナに聞いた。

「この人は丸山彰さん。いつも私が働いてる美術館に展示物などを運んで来てくれるの人よ。」

「ふーん、神の瞳とかも運んだの?」

「そうだよ。運んだのは丸山さんよ。」


「この子は?相崎さんの妹さんですか?」今度はアキラが質問をしてきた。

「いや、違いますよ、まぁいとこみたいな感じですね。」と言ったあと、

「じゃあそろそろ仕事に行ってくるね。」とカナは質問攻めから抜け出そうとした。



だが!!



「ねぇ?カナ、今日って仕事休みなんじゃない?あそこに警察とかめっちゃいるし、てかこの際、その犯人、捕まえちゃえば?」

「そういや、今日の朝、美術館からメールが届いてたような。」と言いながらカナはスマホのメールボックスから美術館からのメールを開けた。


『今回の事件で少しの間、仕事はおやすみになります。出勤日はまた後日メールでお伝えします。』


カナは絶望した。〈2回目〉


さぁカナの突然の休日のはじまりだぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!


違うわ!!!!!!


さぁカナの突然の犯人探しのはじまりだぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!


ちなみ、アキラは仕事があるので犯人探しを手伝えないもよう!


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