表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

母と僕

覚悟

作者: 一一零

 午前七時前。

 僕は仕事から帰ってきた。

 リビングで、覚悟を決めろと自分に言い聞かせていた。

 しばらくして父が起きて来る。


 「おはよう。ただいま」

 「おかえり」

 「ちゃんと寝た?」

 「ああ……」


 嘘だ。そんなの見ればすぐにわかる。

 ここ数日。僕はもう一つの心配事を抱える事になった。

 父が、ご飯を余り食べず、寝ていない。

 

 食べていないと言うより食事が喉を通らないのだろう。

 寝ていないのではなく、眠れないのだろう。


 無口で顰め面が多い父だけれど、心配性な人だから、母を思ってこんな状態だ。

 かくいう僕も同じようなものだけれど、若さが違う。

 別に若さにかまける気はないけれど、それでも父とは体力的には違うのだ。


 「僕たちが元気じゃないと、母さんを元気にすることは出来ないよ?」

 「ああ、全くだな……」


 父だってそんな事はわかっている。僕だって父がそれくらいわかっている思っている。

 けれど、そう言って自らを、父を励まさずにはいられない。


 「もうすぐ、母さんも起床だね」と、洗面所で顔を洗い始めた父に大きめな声で、言う。水音で聞こえてないのか返事はないけれど、僕は続けて話し始める。


 「今日は、昨日より体調がいいかもしれないね?」


 母は、昨日の夕方から、ある薬を服用したことで、絶え間なく便所に行くことになった。その甲斐があって、お相撲さんのようだった足の浮腫みがひいて、夜にはえらく機嫌が良かったのだ。

 まだ、末端の方は浮腫んでいるけれど、それでも、家で過ごしていた時は歩く事さえ厳しい状況にあったことを思えば、母の中でどれだけ嬉しかった事だろう……。

 昨日の夜に会った時に、本来のやせ細った足を見せながら、母は嬉々として

 「歩くのが楽になったの」と笑顔で話していた。

 その足を見ながら、お相撲さんの足と、今のミイラのような足のどっちがいいのか僕にはわからなくなってしまう。

 でも、そんな事はおくびにも出さず、薬とはすごいものだねと、笑いながら話す事しかできない。


 「何度もおトイレに行かされた甲斐があったよ」

 「はは。数時間で十回も行くなんて、凄いね」

 「本当よ。こんな経験中々できないから、自分でも笑っちゃった。でも、不思議だけど、おしっこしてるだけなのに、何で足の浮腫みが消えるのかな? だって、水はお腹に溜まってるんでしょ? それなのに、足からなくなるなんて……」

 「さぁ……僕は医者じゃないし、わからないよ。ただ、どちらにしても、良かったよ。後はお腹周りもなくなれば、今のように食べるのがつらくなくなるかもね?」

 

 僕が、言った言葉を聞くと、母は少しだけ俯きながらにやりとした。

 それを見て、僕は思った。

 (実はね)と絶対嬉しそうな顔で言うだろうなと……。


 「実はね……」


 (やっぱり……)


 「夕食は全部美味しく食べられたの!」

 「え? マジで?」

 「うんうん」

 「そっかぁ、良かったぁ……。それが原因だったのかもね? そういえば今日は顔が少しふっくらした気がするよ」

 

 「やだ、本当?」と、母は両手を頬に当てて嬉しそうに穏やかに……優しく笑う。 

 だから、僕はいつものように軽口をたたく。


 「真下に行ってた浮腫みが顔に来てたりして」

 「でも、しわしわよりは良いかもしれないね。あはは」

 「いや、そこは笑うところ違うしっ!」

 

 二人で笑いあう。

 そこから、過去に病気でこんなに顔が膨れたことがあったんだと話す母の話を聞きながら、僕はそれを想像しながら爆笑した。

 母は、こうでこうだったんだと、顔を造ってみる。

 僕は笑い過ぎて涙が出た。


 楽しいね、母さん。

 僕はね、今まで何であんなに母さんと馬鹿みたいに小さい事で喧嘩していたのかわからないんだ。もちろん、一つ一つ思い出せば、それなりに下らない理由があるんだけれど、その下らない理由を優先させて、意固地になっていたことがわからないんだよ。

 家族ってそうゆうもんなのかな?

 僕はね、今こうして母さんと駄弁ってるだけで、不思議なほどに幸せを感じるんだよ……。


 「お前、泣くほど笑うとかちょっと失礼だよ」

 「いやいや、久しぶりに腹の底から笑ったよ……はは」


 本当に腹の底から笑っていたと思う。けれど、涙は笑いから来たものとは、別かもしれない。でも、それは考えなくていい。

 今を、この一緒にいられる一分一秒を大切にしたい。



 起きてきた父に、そんな僕の想いと母との話を、話して聞かせた。父はただ静かに聞いていた。

 父は、手先はあんなに器用なのに、感情を表現したりするのは不器用だ。そんな父が、顔を笑顔に変えて

 「お前がいてくれてよかった」と、呟いた。

 

 「はは。思ってたより頼りになる?」

 「ああ」


 父が心からそう思っているのかどうかはわからない。ただ、父の体調も心配になる。だから、少しでも父の心が軽くなればいいと思ってる。

 母の状態がわかってからは、父は毎日家のリビングの定位置で、座れば必ず両の手で顔を撫でては祈りのポ―ズを繰り返して、ため息をついては疲れた顔を見せていた。

 僕はそれについて何も言う事ができない。父がその時どのように思っているかが、雰囲気からだいたい伝わってくるし、同じ思いだ。


 午前八時を過ぎた。


 僕は母にメ―ルをした。

 病院の一日の日程というものに目を通した時、六時から八時が起床時間で、八時から朝食となっていたので、ご飯が始まってからがいいだろうと思ったからだ。

 昨日の話ではあんな感じだったのだから、楽しい朝食を迎えているかもしれない。

 少し気分が楽になったと言うか、嬉しい気持ちで僕はその日の朝を迎えていた。

 父も、話半分にしか聞いていなかったかもしれないけれど、僕の雰囲気が伝わったのか、少し柔らかい表情になっている。


 僕は母からのメ―ルを待った。


 けれど、待てども待てどもメ―ルが返ってこない。やがて、弟が仕事に行く時間が近づき起きてきた。

 まだ、弟には母の現状を伝えていないから、僕は何もない振りをしながら携帯を仕舞った。


 僕はこの日も仕事が夜だったから、しばらくしたらまた一寝入りするつもりでいたけれど、弟が仕事に出かけて数時間、一向にメ―ルが返ってこない。

 こうなると、心配になる……。


 ただ、下手にメ―ルは送れない。

 「どうかしたの?」「何かあった?」「返信待ってます」など、聞きたい事、返事を待ってる事など伝えられない。

 今まさに、苦しんでるかもしれない。激痛に痛み止めを打たれ朦朧としているのかもしれない……。


 不安で恐ろしいけれど、急変となれば病院から連絡が来るはずなのだから、そうではないと言うだけでも、ある意味ではほっとしている。

 とは言っても、やはり心配はしてしまうから、父に母がメ―ルを返せない状態にあるのかなどと、話しかけてしまう。

 父は言う。


 「気持ちはわかるが、お前は夜仕事だろ? 寝た方がいい」


 僕だって、そんな事はわかっている。けれど、今布団に入っても、眠れない。寝なきゃいけないと言われても、寝れないものは寝れないのだ。


 正午を回り、メ―ル音が鳴る。

 何だかんだと床にはついていたものの「来たか」と、音が鳴りやむ前に携帯を開く。


 母からのメ―ルを読んで、やはりそこまで来ていたのかと、悟ってしまった。昨日まで、元気だった母。今日も、起きた時は調子が良かったらしい……。

 けれど、それをもって、出された朝食を少し無理して食べたそうだ。

 

 すると、母は急に苦しくなったそうだ。入院して初めて痛み止めを打たれたと、書いてきた。

 僕は、父にそのメ―ルの内容を伝えた。

 父は、悲しそうな顔をすると、僅かな溜息をこぼす。

 そして、呟くように言った。


 「癌ってのは……最後は痛みに苦しんで苦しんで苦しみ抜いて……死ぬと言うからな……」


 その言葉に僕は何も言えなくなる。一般的な知識しか持っていないけれど、僕もそのように聞いている。それがどのような苦しみなのか、針で突かれた鋭敏なものなのか、鈍痛なのか……。ギリギリとするのかズキズキとするのか知らない……。

 それとも、言葉では表せられないようなものなのだろうか……。それを考えると、胸が詰まって苦しくなって、言葉がうまく出てこない……。

 

 父は、僕を気遣ってくれた。 


 「お前、目が赤いぞ。メ―ルも来たんだ。もう一回寝て来い」

 「うん……」


 目が赤いのはどっちだよ? 


 「あいつ、明日休みだったね。何も知らないと、先生や看護士さんにいきなり飛んだ話されて困惑するかもよ? だからさ、やっぱり、行く前には……」

 「……そう、だな……」

 「何も言っていなかったら、知ってるものだと思って、先生や看護師さんに話されても、あいつは対応できないと思うから……」

 「……明日、あいつが母さんの見舞いに行く前に俺が言うよ……」

 

 僕は、まだ、すべてを受け入れる準備も覚悟も出来ていない気がする。そんな事を言ってる場合でも、考えてる場合でもないのに、どうにも姉と弟に伝えられていない。


 「いや、父さん……僕が言うよ。あいつが仕事から帰って来たら……。僕が今日の仕事に行く前に……」 

 「……わかった」


 僕は、布団に入った。母さんからのメ―ルには、痛みは治そうとする働きだよと、僕にいつも言っていた事だよと、絵文字やら顔文字を駆使して送った。

 再度返信があって、その通りだとか、病院にいると病人のようで嫌だとか、早く家に帰りたいなど、いろいろと不満を書いてきた。僕は、ここで少し突き放すように返信した。

 本来なら、優しい言葉を連ねるところだけれど、いつもと違い過ぎれば、勘ぐられるかもと危惧したからだ。

 自分が今まで母に対して、そうゆう時にどう答えていたかを思い出し、考え抜いて返した。もちろん、落ち込ませるような、又は苛立たせるようなものではなく、僕らしいなと思ってもらえるような文章で、でも、その中に母の言う事を理解もしていると言った感じでだ。

 何度も書いては消して書いては消して……ようやく送った。


 僕は、そんなメ―ルを送りながら、笑ってしまう。そして、悩んでしまう。

 笑ったのは、今までこんなにメ―ル一つ送るのに慎重に読み返して送ったことがないからだ。何度も何度も書き直して送ったことがあるだろうか? 相手の事を思わずに、言いたいこと書きたいことを書いてきたのではないか? 受け取った相手の事を何も考えてこなかったのでないか? 

 そう思うと笑えて来る。自分の愚かさに……。

 そして、人の気持ちを推し量る事の難しさに悩んだ。これで、よかったのかどうか……。もっと他に良い言葉はなかったかどうか……。

 

 僕は夜、仕事に行く前の一時間が母に面会する時間だ。とはいっても、面会できるのは夜の八時までだから、その後は仕事まで時間が空いてしまう。

 これが、僕には苦痛だ。一度家に戻ることも出来るが、何も知らない弟が、リビングでテレビを見ながらケラケラ笑っている横で時間を待つのは嫌だし、だからと言って、どこかその辺のコンビニなりで時間をつぶす気分にもなれない。


 だから僕は、いつも病院の駐車場に停めてある車の中から母の病室を眺めて祈っている。

 僕が車の中で手を合わせている姿を見た人は、きっといろいろ思うだろう。

 

 「死んじゃんたのかな?」とか「そんなことをしても」とか「わかる、その気持ち」とか……。


 実際真っ暗な夜のとばりの中で、しかも黒い車の中で、手を合わせている人を見たら、先に言ったよりも縁起が悪い、気持ちが悪いと思われてるかもしれない。

 けれど、僕は、今他人の迷惑を考えるよりも、母の事を優先している。

 もちろん、常識的な範囲での話だけれど。

 僕のこの行動が、もし見ている人に不快を与えたとしても、あくまで車の中で手を合わせているだけだ。誰も何も言ってこまい。言って来る人が居れば逆に驚く。

 だから、最小限ではあるけれど、今は他人の迷惑よりも母を優先する。

 

 仕事場の上司にはすべてを話している。上司は、優しい人だ。残ってる有休を全部使って、今月はついてあげたらどうかという。

 ありがたい話だ。けれど、何もしていない時間が僕は正直恐ろしい。常に母に何かあったらと考えないではいられないだろうから……。

 僕は、上司に経済的にと、言葉を濁して答えた。

 それをどう受け取ったのかはわからないが、仕事を今まで通り続けることになった。

 ただ、一週間は休んで母を見舞えと言われた。

 

 気遣ってくれたんだろうな……。


 ありがとう……。ありがとう。ありがとう。


 感謝しよう。母が好きな言葉だ。全てのものに感謝しよう。僕は、母が没頭していた宗教をよく理解はしていないけれど、人に物に神に、万物に感謝すると言う気持ちは、理解できる気がする。


 だいたいこれは、日本の歴史に深く根付いた価値観だと思っているから……。

 

 「あなたは何故クリスマスを祝うのか?」「正月に何故参拝するのか?」と、聞かれた人が、明確に答えられないのは情けない事だろうか?

 普段、気にも留めていない、流されるようにただそうゆうものだからと思っている人が殆どかもしれない。でも、それって悪い事なのだろうか?

 クリスマスは別に恋人が愛を語り合うイベントではない。

 正月に神社に行くのは何のためだろうか?


 けれど、多くの人はそこを理解せず、そうゆうものなのだと……、若者であれば一つの楽しいイベントのように、お参りをしている。

 けれど、それでいいのではないか?

 僕はそれを悪いと思った事はない。


 今に至っては、日本を知り過去を知り歴史を知って、是非もない。

 時代時代に合わせて、その中で、人々が幸せならそれでよいのではないだろうか?

 

 この世界は「神様が創造されたのよ」と母はよく言っていた。

 非科学的なことは余り信用していないけれど、そうした考え方を否定したことはない。

 僕は、母が好きだと思う事。母が笑顔になれることであれば、今は何でもいい。

 

 宗教がいかなるものか僕はわからないけれど、ただ言えるのは、元々信仰というのは人間にはわからぬものを畏怖したことが始まりではないだろうか?

 どんなに高名な現代の科学者でも、宇宙がどうして始まり、生命がどうして存在するのか、明確に答えられるものはいない。

 物質が何故存在するのか答えられるものはいない。

 一体誰が造ったのか、自然発生だと答えた場合、どうして自然発生したのか答えられるものはいない。


 

 夕方まで、無理やり身体を布団に倒してそんな事を繰り返し考えていた。

 

 弟がもうすぐ仕事から帰ってくる。明日、母に会いに行くだろうから、母の状態を、どう伝えるべきか、仕事に行く準備をしながら悩んむ。

 はっきりと伝えるのか、それとなく危ないと伝えるのか……。


 僕は、決心した。


 はっきりと伝えようと。


 そうして、待っていたが、弟はまだ帰ってこない。いつものように母を見舞いに行く時間が来た事で、見舞いの後にもう一度家に戻って話をすると父に言って家を出た。


 母の見舞いを終えて、家に戻ってきたが、弟の姿はなかった。

 父は、リビングでいつもと同じポ―ズだ。

 僕が帰ってきたことは音でわかってるだろうが、目を開けずに瞑想のような事をしている。

 僕は僕で、そんな父の邪魔をしたくないので、自室で弟が帰ってくるのを待った。


 しかし、結局、僕が仕事に行く時間になっても弟は帰ってこなかった。

 

 友達と遊んでるのかもしれないな……。

 呼び出すべきだったかもしれない。


 父に、明日の朝帰ってきたら、弟に話すと言って、仕事に出かけた。

 

 この日の仕事は残業があって、日もだいぶ昇ってからの帰宅になった。

 弟は、もうすでに起きているはず。

 僕は、母の状態を聞いたら弟がどんなにショックを受けるだろうかと、それを考えては目頭が熱くなってくる。


 言いたくない、見たくない、考えたくない。


 でも言わなければ……。

 家に戻って、今から話す事を考えた時、明るく入るのはおかしいし、いつもどおりもおかしい。真剣な顔で入るか、いや、少し笑顔を造った後に真剣な顔になるべきか……。どうせ暗くなるのなら始めから暗い顔で入った方が話しやすいのではないか?

 

 まだ、考えが纏まらないまま、家に着いてしまった。

 もう、成るがままに話せばよい。


 僕は、リビングのドアは開いた。

 父がいる。


 けれど弟はいない。

 

 「おはよう。ただいま」

 「お帰り。あいつ、出かけたぞ」

 「えっ!?」


 父が言うには、朝、起きて来ると、急遽仕事が入ったとのことで慌てて出て行ったとの事だった。

 

 何てタイミングが悪いのだろう……。


 こちらが、覚悟を決めて話そうとしたらこれだ。

 

 けれど……ほっとしている自分がいる……。


 何に安堵しているんだろう。

 弟がショックを受けずに済んだことだろうか?

 いや、違う……自分が……それを伝えて苦しくなることから逃げることが出来たからじゃないか?

 

 こうゆう時に自分の本当の姿が顕れるものだ。

 こんなにも、精神的に弱い人間だったんだなと……。


 「父さん。姉さんにもあいつにも僕が全部伝える。正直に全部」

 「……わかった。ただ、お姉ちゃんは今は……」

 「父さん。もうそんな事言ってる場合じゃないよ。いつ何があってもおかしくないんだから。だから、姉さんが忙しいと言っても、言わないわけにはいかないよ。先延ばしにして何かあった場合に、姉さんは母さんの死に目に会えないかもしれないんだよ? 今なら、家に帰って来られるかもしれないんだから……」

 

 父は黙ってしまった。

 僕は、父を責めるように言葉を羅列したけれど、これは自分に言い聞かせていたのだ。こうやって自分を追い込まなければ、弱い自分では伝えることが出来ないから。

 だから、父を介して自分に言ったのだ。


 明日の夜と決めた。まず弟に、そして電話で姉に。


 まだ、どこかで話したくないと思ってる自分がいるが、それでも、心で自分に言ってきたことを声に出して吐き出したことで、覚悟が決まった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ