名探偵ハヤト 1話
殺人事件の前兆。
財閥の会長とその子供達。
その会話と怪しい言動とは…??
第一章「謎の密室殺人事件」
第一話 「殺人事件前夜」
午後六時....
「ご主人様夕食の準備ができました。」
「おー、今行く」
この方は館山林蔵。館山財閥の会長だ。
最初の声の主は照山楓。家政婦で大学卒業後この屋敷の家政婦をしている。
そして今日もいつもと同じように主人を呼び夕食の時間となった…
「お父様、そろそろご隠居なさったら?お身体にも悪いし…」
「まだまだ私は元気だ。お前みたいな若造にはわしの会社は渡さんわい」
この息子の名前は館山和津。おぼっちゃま育ちの30歳。父の会社を継ごうとしている通称バカ息子。
「和津より私の夫に譲ったら?一夫さんの方がしっかりしてるしー」
「お、おいやめんか桜子」
そして、娘の館山桜子に夫の一夫。
夫の一夫もひそかに義理の父の会社を狙っている。
「もうやめましょうよご飯がまずくなります。」
「そうだな楓。わしの跡継ぎ話はいい。まだそう早くは死なないわい」
しかし事件は起こってしまった、、
続く
次回の予告
ついに登場!高校生探偵。
起こってしまった殺人事件。遺産目当ての子供に疑いがかけられる!
解く鍵はあるのか??
次回(殺人事件発覚)