プチ万博
こんにちは、加藤良介でございます。
さて皆様におかれましては、二度目となる大阪万博にはいかれましたでしょうか。
私は行っておりません。
比較的家の近くで開催されているから行ってもよかったのですが、正直「今更、万博? 」みたいな、感情が先行し、躊躇している間に大人気。
いざ、行こうと思っても、もう遅い。チケットの入手すら困難ありさまとなり閉幕へ。
( ̄▽ ̄)//まっ、しゃーない。
特別見たいパビリオンがあったわけじゃねーもんと、嘯いておりましたが、これは大嘘。
私には是非とも訪れたいパビリオンが、一つだけ存在しておりました。
それがイタリア館。
古代ローマから中世ルネサンスに至るまでの歴史が大好物の私といたしましては、一度はいかにゃならんと考えておった次第。
だってイタリア館の目玉が、大理石彫刻の至宝と言うべき「ファルネーゼのアトラス」だったんだもん。
私はちょいちょい、美術館や博物館を覗きにまいりますが、このクラスの展示にお目に掛かった記憶がない。絵画なら偶にあるかもしれませんが、このレベルの彫刻は聞いたことがない。
どうしても見たけりゃ、イタリアまで行くしかない、という代物でございました。
だったらさっさと万博に行けばよかったのですが、開幕初期の段階で、待ち時間2時間コースの報道に心が折れてしまい、そのうち人気も下がるだろうと予想していたら、閉会間際の待ち時間は5時間とかいう、意味不明状態になりもうした。
よくもまぁこの暑い夏に5時間も並べますなぁと、呆れるやら感心するやら。今回の万博の一番人気はイタリア館で異存ないでしょう。
とにかく私は残念なことに、拝観の機会を失ったのでございます。
しかし私にはある予感が、このレベルの彫刻が、万博だけの為に来るとは考えにくい。必ずどこかの美術館で特別展が開催されるに違いないと踏んでおりました。
そして、その予想は的中。何と幸運なことに天王寺の大阪市立美術館で、特別展示が行われることが明らかに。
( ̄▽ ̄)//これは勝ちもうした。
もしかしたら、東京での展示の可能性もあったのでね。それがなんと、向こうから私の家へと近づいて来てくれたのよ。
(;´∀`)運命感じちゃう。
善し善し。これなら行けるわ。
そう考えておりましたが、またしても不穏なニュースが。なんと日時指定の前売り券が即日完売。
まぁーた、悪質転売ヤーの仕業かと考えましたが、もしかしたら、私みたいにイタリア館にはいきたかったけど断念した勢が、私の予測よりもたくさんいたのかもしれません。
このチケット即日完売のニュースは不穏は不穏ですが、まだ試合は終わってません。
売り切れたのは、あくまでも指定券。
この手の催しには、だいたい当日券が有るはずです。そしてまたしても予測は的中。市立美術館のホームページには当日券の文字。
( ̄▽ ̄)//勝ったな。風呂入ってくるわ。
そして、土日は混雑していることを見越し、平時に有休取って、いざ天王寺へと繰り出したのでした。
その日は他の用事があったので到着したのはお昼前。でも、行けるやろの精神で美術館のゲートへと向かうと、「本日の当日券は完売いたしました」の立て看板。
( ゜Д゜)//なんてこったい。
係りのお兄ちゃんに聞けば「10時前には完売しました」との宣告。
(゜-゜)アイヤー。
そっか。朝一から並ばにゃならんのか。並びたくないから、こっちを狙ったのに、結局はそのカルマから逃れることは出来なかったのね。
その日は四天王寺さんの近くのコーヒー豆の卸店で、おすすめブレンド豆だけ買って泣きながら帰ったのでした。
まあまあ構わんよ。そんなこともあろうかと有休は後一日ある。
( ̄▽ ̄)//私、偉い。
ちゃんと二連休にしてたのよね。
そして、この日は朝一で並びましたよ。
8時15分ぐらいに着だったかな。そこそこ寒かった。
そこから1時間半程度の我慢の末にチケットをゲット。しかも10時からの部。
こうして私はイタリア館の目玉「ファルネーゼのアトラス」と感動のご対面を果たしたのでございます。
( ̄▽ ̄)//いやー長かった。
今更ながら言っておきたいのですが、私は特別に美術とか芸術に理解があるわけではごぜーません。
特に現代芸術は嫌いな部類の人間です。私が理解できるのは美術まで。
( ̄▽ ̄)//芸術は知らん。
「ファルネーゼのアトラス」に関しても、それ自体は虚ろな目をして天空を支えている、フルチンのおっさんでしかありません。精々両手両足の艶やかな大理石の輝きと、血管や筋肉の筋まで再現した見事な描写に目を奪われるぐらいですよ。
私がこの手の作品を好む理由は主に二つ。
「歴史的意義と金の匂い」でごぜーます。
特に金の匂いがいいですね。このアトラス。オークションに流れたら一体どれほどのお値段が付くのでしょう。
(`・ω・´)//私。気になります。
素人感覚でも、200億円程度では落札できないでしょうな。
歴史的意義も負けてはおりません。
この彫刻の何が凄いのかは詳細は、Wikにお任せしたいのですが、大きくは二つ。半分だけとは言えども古代ローマ(およそ2世紀のころ)に作られた、ギリシャ・ローマンのコピー。現存世界唯一。
そして残り半分は、ルネサンス期に当時の彫刻家が欠けていた両手両足を再現。
これ一体で古代ローマ期とルネサンス期の彫刻を示しておるのですよ。
正にイタリア館を飾るにふさわしい逸品と言えるでしょう。他にはアトラスが担いでいる天球儀は世界最古のものであったりとか致します。
( ̄▽ ̄)//いやー。ええもん見れましたわ。
他にもラファエロの師匠が描いた旗? と、ダ・ヴィンチの手稿とかが展示されとりました。
たった三点のみの展示ですが、拝観料はいつもと同じ¥1,800という、かなり強気の展示会。
皆様も気が向いたらどーぞ。2026年1月12日まで開催しております。
イタリア行くよりかは、安く済みますぞ。
終わり
・追記
しっかし、未来を語るはずの万博の一番人気が、古代ローマとルネサンスの彫像ってところに、現在の万博が意味を喪失しかけている感じが凄いのよ。
未来よりも過去の方が魅力的ってことですからね。
( ̄▽ ̄)//小生が好きなSF小説が流行らないはずですよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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