豚ブロック肉の紅茶煮パエリア風味
昨日、晩御飯の鍋料理の不足している具材を買いに行きました
出かける用事があったのでついでに椎茸ともやしとねぎリングを買いに朝早くに24時間営業のスーパーへ!
ちょうど7時から8時にかかるころで、あの野球の試合の影響もあってか走っている車があまりいませんでした
運転していてふと「そうだ、今日は時間もあるし久しぶりに豚ブロック肉の紅茶煮をしよう」と思い立ちました
一般的な普通のスーパーではまだ開店してない時間に開いているので助かるのですが、その時間は店員さんが商品の陳列で大忙しの時間帯で、あちらこちらの通路に商品がカゴ車に載ったまま置いてあります
でも、上手いもので買い物をするときのお客さんの買い物カートがちゃんと通れるようには配慮されています
その間をすり抜けてまずは野菜コーナーで肉厚のどんこ椎茸を選び、ねぎリングともやしを選び全部カゴに入れました
さて、豚のブロック肉はと・・・もも肉を探しました
流石に早朝なので商品は品薄なのです
バラ肉と珍しくヒレ肉がありました
もも肉はないのか・・・
仕方がないのでバラ肉にしました
何故ならヒレ肉は高いから(笑)
それもあるのですが、ヒレ肉の煮込み料理を想像できなかったのです
バラ肉を選び、ふと味付けはどうしよう?と思いました
スパイス売り場を練り歩きましたが、どうもピンとくるものがないのです
中華でもなく、韓国でもなく、タイでもベトナムでもない味付け
できれば和風じゃないものがいい・・・
このイメージに合うものを探していました
するとなんと・・・パエリアの素と言うレトルトパックが目に入りました
サフランで色付されたパエリアがさっとできる・・・そう書かれていました
よしこれを試してみよう!
たまねぎソテーもついでに入れよう!
ということでレジ精算を済ませていそいそ帰宅しました
豚バラブロック肉をさっと日本酒で洗い、水とだし昆布をいれた鍋に潜水させて中火で煮始めました
暫く違うことをしていたら、豚肉を煮ていることを忘れてしまい(我が家は幸い電磁調理器です)何か良い匂いがするなぁ・・・で思い出しました
潜水させていた肉が、半分ぐらい上に出て風呂に入っているような状態になっていました
煮汁が少し白湯ポイ・・・そうだ!
ここでこの煮汁を晩御飯の鍋料理の出汁にしようとだし昆布とともに大きな鍋に移し替えました
これは夜の鍋もええ感じのスープになりそうだ!
改めて水をはって、日本酒を混ぜ2回目の煮込みを開始しました
アールグレーのティーバックを2個入れ、塩を降り、野菜ブイヨンを入れ、たまねぎソテーも入れました
キッチンペーパーで落し蓋をして20分・・・裏返して新たに落とし蓋をして20分で
水分もほぼ無くなりつつなっていましたが、何ともいい色になっているじゃないですか
見るからに美味しそうです・・・
しかし、味がついていない
そこへパエリアの素を投入・・・サフラン入とのことで黄色いゲル状の液体でした
さらに水をはり豚肉を潜水させました
再度キッチンペーパーで落し蓋をして煮込み設定で20分煮込み再会、ひっくり返して落し蓋をしてさらに20分煮込んだところ・・・
ちょうどフランス料理で料理にかけるソースが鍋に残っているぐらいの量になり完成しました
おお!琥珀色の肉の塊がとても美味そう!
さっそく切ろうとまな板の上へ載せて、包丁を入れたら・・・
肉が柔らかすぎてうまく切れずに崩れてしまう
せっかくの煮込みなのに・・・
包丁を簡易研ぎ器で研いで再度挑戦しました
さっきよりはマシなのですがやはり崩れてしまうのです
これはもも肉なら切れたんでしょうけどね
バラ肉は肉質が層になっているので、どうしてもそこで外れて崩れるんですね
なんとか切って皿に盛って、残っていたソースにはちみつを少し加えて、肉の上からスプーンでかけていきました
ローストポークのようなシチューのような・・・
味見!
おお!美味い!
これは少し焼いたフランスパンの上に載せてワインとともに食べたら最高だわ!
まさに大成功でした!
ということで一日経った本日の晩御飯にフランスパンとともに食べることになりました
ちなみに、この豚の煮汁を使った鍋料理ではあと鶏ガラスープを足して出汁をつくりましたが、今までになかった風味豊かなそれでいて上品な味付けとなりこちらも大成功でした
美味しいものを食べて笑顔になるのは最高の瞬間ですよね
そしてどれは周りも幸せにします
今晩はせっかくなので、スモークサーモンと新玉ねぎスライスもおまけにつけましょうかね?
さらに笑顔は広がるのです