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【詩集】Shangri-La

白い風になって

作者: 野鶴善明

 白い風になって

 あなたの

 ひとりの部屋へ

 愛を届けたい


 離ればなれに

 暮らしているから

 眠れない夜は

 窓を開けます


 あの日

 あなたを

 送って走った

 空港までの

 海沿いの道

 潮の香りと

 陽に焼けた

 あなたの横顔


  溶け合う

  風になれる

  ふたりのその日を

  夢に描いて



 白い夜に

 頬をよせて

 あなたのぬくもり

 思い出すの


 凍える星のように

 わたしも

 愛をって

 震えています


 あの日

 あなたが

 口づけてくれた

 空港のロビー

 人混みのなか

 わたしを見つめる

 あなたのまなざし

 愛のささやき


  溶け合う

  風になれる

  ふたりのその日を

  夢に描いて


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