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ダンジョン
人族の国にはないが 獣族の国にはダンジョンがある
10階毎にボスがいて 倒しても 月初めの1日に復活するそうだ
更に 各階は10日に一度 ダンジョンの壁が動き
道順が変更するのだとか
ダンジョン入り口の階段の奥には転移の魔法陣があり 魔法陣の上に乗った人の中でもっとも下まで潜っている人の階まで転移することが出きるのだそうだ 選ぶことは出来ないので 深くまで潜っている冒険者がいる時は注意が必要なのだとか
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帰りは ダンジョンを出る時は 地道に階段を使うしかないのだと
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う~ん 帰りが面倒そうだね
「どうしたの」
「行きは敵が強くなっていくから レベル上げにいいけど 帰りはねぇ 段々弱くなっていくのに 時間の無駄だよね それも道順が変更するなんて」
「そういうもんなんでしょ」
まあ そうみたいだけど
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「で 10個のダンジョンの内のどれにするの」
「そうだね 南のダンジョンがいいかな 今月の最高記録は12階って言っていただろ」
「そうね 他のダンジョンより 入っている人が少ないみたいね」
北のダンジョンは132階まで潜っている人がいるらしいが 遠いのか 南のダンジョンだけが あまり攻略されていないようだ
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理由を聞くと単純だった
先月まで攻略していたパーティーが北のダンジョンに移動したのだと
先月の南のダンジョンの最高記録は180階だったそうだ
レベルアップが目的なら 階数=レベルだと教えてくれた
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俺達はダンジョンがある南の獅子族の街を目指した
獅子族の国に入ると雰囲気が変わった
冒険者達が強そうだ
レベルも高い
理由はティアが教えてくれた
獅子族の国にはドラゴンの森があり ドラゴンの肉は獅子族の好物だと
街に着き ギルドでダンジョンについて聞くと
お金をだせば 行きたい階層まで連れて行ってくれるそうだ
階数×10万エンだと
「ふっふっ じゃあ 一番下まで お願いしようよ」
「まあ そうだね 降りて登るよりも 登るだけの方がいいよね」
ギルド職員は笑いながら ギルドマスターを呼んだ
2階から降りてきた獅子族の男が
「どうした 俺に用事なのか」
ギルド職員が笑いながら
「ええ 一番下まで潜りたいそうですよ」
ギルドマスターも笑いながら
「ほう そうか いいぞ」
すずがすぐに
「じゃあ 明日の朝 お願いね 料金は明日でいいのよね」
ギルドマスターは苦笑い なぜ階数を聞かないんだといいたそうな目で俺達を見てきたが
俺達はギルドを後にした
ギルドの中から えっ えっ っと声が
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「にゃ? ご主人様 どうして笑ってたにゃん」
「ふっふっ 彼らがからかって来たから 私達もからかったのよ」
「そうだったんですか」
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次の日の朝 ギルドに行くと
おおっ 可愛い
獅子族の亜人の女の子が 猫耳と見分けはつかないけど ステータス画面では 獅子族となっている女の子 レベルが233
名前はラアン
ラアンが「で 本当に潜りたいの」
「うん ラアンと一緒にね」
「こら あつし 送ってもらうだけなのよ」
「へぇ~ 本気だったの 私と一緒なら251階になるのよ ギルドマスターと一緒なら262階」
「あれっ ギルドマスターの方が凄いんだ ならどうして」
「1人で戻れないでしょ ギルドマスターが地上に戻るために呼ばれたのよ まあ 本気で潜るとは思っていなかったけどね」
「へぇ~ ねぇ ラアン 俺達の仲間にならないか」
「あ あつし 何を言っているのよ そんなこと言っても無理に決まっているでしょ」
「私を誘ってくれるの へぇ~ いいわよ ただし 300階を目指すならだけどね」
「やったぁ~ いいの 仲間になってくれるんだね」
「もう また仲間が増えるのね」
「よろしくにゃん」
「よろしくです」
ラアンは冗談だと思っていたので
「えっ えっ」っと困惑を
そして ギルドマスターを見て助けを求めると ギルドマスターが
「はぁ 本気なら 俺は行かないぞ ラアンと一緒なら251階 俺が行くと262階で 俺が1人で帰ることになる それは無理だからな」
「そうですね 男はいりませんね」
「馬鹿なんだから まったく ラアン よろしくね」
「えっ えっ 本気で言っているの」
「よろしくです」
「にゃ~ん」
「うっ よろしく」
・・・
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