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「まずはレベル上げよね」
「兎の魔物以外では戦いたくないけどね」
「えっ どうして」
「色付きの魔物が時々出るだろ いきなり強い魔物が出るんだよ」
「う うん」
「出会ったら 死ぬかもしれないんだよ」
「そんなこと言っていたら戦えないよ」
「うん だから戦わない方がいいんだよ」
「ふっふっ そうだけど 何かいいアイデアがあるの」
「ない」
「ふっふっ そうなの じゃあ 一緒に考えましょ」
クラスメート達のレベルは上がっていき
王都から次々に旅立って行く
俺とすずは今日も兎の魔物退治へと出かけた
「色付きの兎の魔物が見当たらないね」
「今まで退治する人がいなかったからね」
効率の悪い兎の魔物退治は人気がない 色付きの兎の魔物は沢山いたのだが
・・・
毎日 倒していると 見当たらなくなってしまった
・・・
レベルは39にまで上がったのだが
最後まで旅立たない俺とすずは注目の的
クスクスと陰口が聞こえてくる
・・・
俺とすずは王都に入ると宿までは無言
・・・
部屋に入ると
クスクスと笑い合う
「また言っていたね ふっふっ」
「そうだね 知識がないんだろうね」
俺はすずと一緒なら それだけで幸せ
すずも陰口は気にしていないようだ
もちろん 2人で話し合い 計画は立てている
お金を貯めて 装備を整え
そして 旅立つ
兎の魔物の森が近くにある街へ
・・・




