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「あつし すずを解放しろ すずは必ず英雄になれるんだ」


クラスメートのハヤトが叫ぶ


俺は


・・・


「おい 待てよ」


無視して通りすぎていく俺をハヤトは走って追いかけてきた


「俺と勝負しろ 俺が勝てば すずを解放しろ いいな」


もちろん 俺は


・・・


「だから 無視して行くなよ 貴様 男だろ 勝負しろよ」


・・・


俺が無視して歩いていると


前方にすずが


「あつし どうしたの 何だか皆 注目しているみたいだけど」


「んっ さあ それより 一緒に昼食食べようよ」


「ふっふっ いいわよ」


「お おい 待てって 話の途中だろうが 勝負だ」


・・・


無視して歩く俺の横を


すずはクスクスと笑いながらついてくる


無視されているハヤトを見兼ねたハヤトの相方のトオルが


「おい いい加減にしろよ 逃げないで勝負しろよ すずをかけて勝負しろよ」


すずがムッとした顔になり 後ろを振り返り


「私は物じゃないのよ 私は私の意志で あつしと一緒にいるの つまらないこと言ってないで彼女でも探したら」


周りからは クスクスと笑い声


勝負が見れると期待していた人達のため息


ハヤトに哀れみの声が


真っ赤な顔になりながらも ハヤトが


「すず どうして あつしなんかと一緒にいるんだ 君も俺と一緒のS評価なんだぞ」


すずは即答で


「あつしが好きだからよ 強さは関係ないのよ じゃあね」


「お 俺は剣神様の仲間に誘われたんだぞ 俺が言えば すずも仲間になることが出きるんだぞ」


「この国の5神様からなら 私も誘われたけど断ったわよ まあ 一番ましだったのが 槍神様かな あつしが仲間になるなら ついでに私も入っていいって言ってくれたのよ ふっふっふっ」


すずは俺の手を握る


俺の方を見て


えへっっと微笑み


俺達は食堂へと歩いていった






評価の高い者と一緒に魔物退治をした方が


安全にレベル上げが出来る


国からの支援も沢山受けられる


S評価のハヤトには 国から旅のための資金が沢山出る


強い仲間も選び放題


誰もが ハヤトとすずが同じパーティーに入り 魔王を倒すのだろうと話していたのだが


・・・




役に立たない男を選ぶなんて 魔法の使えない最低評価の槍使いを選ぶなんて


・・・


すずに期待していた者達


すずを仲間に入れたかった冒険者達


王や貴族達


・・・


誰もが 大きなため息を


・・・


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