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3

 リルは今街に入る為に門の列に並んでいた。あれから30分位で街についていた。


 [うーんもう少しかな]


 リルがそう思いっていると


 (ご主人様、街に入ったらどういたましすか?)


 (そうだな~まずは冒険者登録と宿の確保だな)


 リルは、まずこの街で旅の資金を稼ごうと考えていた。


 そう考えているとリル達の番になった。


 「身分証はあるか?」


 門番のおっさんが話しかけてきた。


 「いや、持っていない」


 「なら銀貨1枚必要になるがあるか?」


 「ああ、わかった」


 そう言ってリルは、ポケットから銀貨を取り出すふりをしてストレージから取り出した。銀貨は食欲と同じでストレージの中に入っていた。

他には水と銀貨4がある。


 「確かにこの水晶に手をおいてくれるか?」


 そう言って門番が取り出したのは、中が透明な水晶だった。


 「これは?」


 「ああ、それに手をおいて赤くなれば犯罪の職業持ちで街には入れなくなる」


 リルはそれを聞くと手をおい見る。


 「大丈夫だな、これが通行許可証だ。3日しか使えないから注意しろ、それを過ぎると罰金になる。そうなる前に冒険者になるかこの街ランドリアの住民になるかだ。ちなみに入って真っ直ぐいって右に曲がった所に冒険者ギルドがある。」


 「ああ、わかったありがとう」


 「何いいさ、おれはモンドだ普段はここにいるから何かあればこい」


 「俺はリルだよろしく」


 リルは、そう言ってランドリアの中に入って行く。




 ランドリアの中は、リルの想像道理の場所だった。中には獣人やエルフ、ドワーフなどもいた。


 [本当に異世界に来たんだな~]


 そう思いながら歩いていると

 

 (ご主人様ご主人様~あっちにいい臭いがする!)


 ハクが、そう言ってくる、そこにあるのは串焼きの屋台だった。


 (あれ食べたい!)


 (ハク余りご主人様に迷惑かけてはいけませんよ!)


 (え~)


 (いいよ、買ってあげる)


 (ほんと?!やった~!)


 リルは串焼きの屋台の方へ行く。


 「いらっしゃい、オークの串焼き1本5銭貨だどうだい?」


 「20本貰いたい」


 「はいよ!銀貨1枚だ」




 この世界のお金は日本に似ていた。

銭貨1円

銅貨10円

銀貨100円

金貨1000円

黒貨10000円




 という感じになっていた。ちなみに黒貨は貴族などが使う為、市民の間では余り使われていないらしい。



 屋台のおっちゃんから串焼きを受け取りそれを見えない様にストレージにしまう。ストレージは中の時間が止まっているためいつでもできたてを食べられる。


 そうしている間に冒険者ギルドについた。リルは、ギルドに入ると正面にはカウンターが3つあり、その右には掲示板がある。左には酒場になっており冒険者と思われるおじさん達が酒を飲んでいた。


 リルが入るとそのおじさん達がリルを見るがリルは、それをお構い無しに美人のお姉さんのいるカウンターに行く。


 「冒険者登録をしたい」


 「はい冒険者登録ですね。こちらに名前と年齢と職業を記入してください」

 

 (名前、年齢は大丈夫だが職業はどうしようかまあいいや剣士とテイマーで)


 「できました」


 「はい、それではカードができるまでギルドについて説明いたします。」


 「まずギルドカードは身分証にもなります。なくすと銀貨5枚で再発行いたします。次にランクですがランクはE、D、C、B、A、SまでありBからAに行くときに試験があります。ちなみにSランクは世界に5人しかいないんですよ。最後に冒険者同士での争い事はは全て自己責任になります。」


 「これで説明は終わりですが何か質問はございますか?」


 「いやない」

 

 「それではこちらがギルドカードになります。」


 リルは、ギルドカードを受け取ると出ていこうとする。すると


 「おい、ここはガキの来る所じゃあねえぞ!!」


 そう言ってきたのはガタイのいいおっさんだった。

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