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「ここが宿か」
リルは今ギルドの受付嬢のサリさんから宿の場所を教えてもらった宿に来ていた。
(ご主人様~お腹空いた~)
リルはハクのその言葉に微笑みながら入っていく。
中はそこそこ広くなっていた。早速カウンター向かうと、50歳ほどのおばちゃんがいた。
「いらっしゃいようこそ麦わら亭へ泊まりなら食事つきで一泊銅貨5枚だよ」
「3日頼むそれと従魔は部屋につれていってもいいのか?」
「部屋を汚さないならいいよ。従魔用のご飯銅貨1枚だよ」
「わかった。後でつれてくるからそれも頼む」
「あいよ」
リルはそう言って部屋に行く。
レベル
部屋についてベットに座りクウとハクを召喚する。
「クウ、ハクお待ちかねの串焼きだよ。」
リルはそう言ってストレージから串焼きを出してクウとハクにやる。
「わ~い串焼きだ~」
「ありがとうございます」
クウとハクは可愛い小さな足を使い器用に食べている。リルはそれを見ながら今後について考えていた。
[うーんまずはこの街でレベル上げしながらイスティマさん達を待つか。イスティマさん達が来たら旅をしよう。]
「ご主人様そろそろ夕食ではないのですか?」
「ああ、わかったお前達はどうする?」
「私串焼きを食べたので戻ります」
「僕行きたい!」
「わかった」
リルはそう言ってクウを銃にしまい、ハクを頭の上に乗せ食堂へ行く。
食堂は結構人がいて賑わっていた。
(ご主人様あそこ空いてるよ)
ハクが頭の上で教えてくれる。
(ああ、ありがとう)
リルはそう言って空いてる席に座る。
「ご注文は?」
リルが座ったのを見計らってカウンターの所にいたおばちゃんが話しかけてきた。
「おすすめで頼むそれと俺の従魔にも何か簡単な物を」
「あいよ、その子がお前さんの従魔かい?」
「ああ、ハクだ。よろしくしてくれ」
ハクはリルの頭の上で挨拶をしていた。
「わん!(よろしく~)」
「ずいぶん可愛い子犬じゃないか、でも見たことないねなんって言う魔物なんだい?」
「悪い魔物の種類は俺も分からないんだ」
(フェンリルなんって言ったら多分驚くだけじゃあすまなそうだな、まあSSSランクだからあたりまえか。いや案外見たことないからわからないか、教える気はないが)
この世界の魔物はランクずけされており弱いのからE.D.C.B.A.S.SS.SSSとされておりSランクからはほとんどが迷宮の深い所いるかボスのため冒険者でも見ることがない。ハクはSSSランクの神狼なのでこの世界ではいるのかも怪しまれている。
「そうかい、と悪いねすぐに料理を持ってくるよ」
そう言っておばちゃんは食堂の奥に戻っていった。
(ハクあまりご主人様にご迷惑掛けてはいけませんよ)
(わかってるよ~)
(クウお前は食べなくてもいいのか?)
(はい、さきほど串焼きをいただきましたので)
(そうか、わかった)
クウ達と話していると奥からおばちゃんが料理を持ってきた。
「お待たせこれがバッファロンのステーキだよ」
そう言っておばちゃんがだしたのはパンとステーキ2枚だった。
(お肉だ~)
ハクはテーブルの上でぴょんぴょん跳ねて喜んでいた。
「元気のいい子じゃないか」
「ああ」
「ごゆっくり」
そう言っておばちゃんは奥に戻っていった。
夕食をハクと食べたリルは部屋に戻っていた。
「明日、ハクとクウの力を見せてくれないか?」
「畏まりました」
「いいよ~」
「よし、予定も決まったし寝るか」
リルは布団に入りステータスを見ながら寝んことにする。
名前 リル 年齢17 種族 人族?
レベル10
生命力 1200
魔力7000
攻撃力500
防御力500
魔攻力350
魔防力400
速さ300
運MAX
スキル
異世界言語
超鑑定10
超隠蔽10
経験値増大10
刀術5
銃術5
加護
世界神の加護
ヘスティアの加護
イスティマの加護
称号
異世界人
ヘスティアの夫
イスティマの夫
神狼の主
装備
七色銃《従魔式》
七色銃《武器式》
白銀のコート
ホルスター




